2021冬アニメ振り返り

劇場アニメとしては「プリンセス・プリンシパル プリンセスハンドラー第1章」から。

久しぶりに映画館へ足を運んだ気がする。

主役を演じた今村彩夏さんが残念ながら引退されて、古賀葵さんに交代。ニュースを聞いた時は失礼ながら声がイメージできなかったので、実際に聞いてから判断と思ったけど、全然違和感なく収まってて安心。

戦車道連盟の理事長以来の飛田展男さんの演じる老人。Zガンダムカミーユとイメージが違い過ぎてあの時は戸惑ったが、理事長からこれなら分かった。

 

あと「プリキュア」。

東京駅前で早速ゆめアールに興じるのどか達と一緒に外に出てるヒーリングアニマルを見て「おいおいそんな堂々と空飛んでたら‥‥」あの空間なら誰も気にしないか、って思ったのにお母さんの声に反応してしっかり隠れてやがる(笑)

エゴエゴの「イッチバーン!」に笑う。

和装ベースのパートナーフォーム、ちゃんと足元がパンプスやヒールじゃなくて下駄になってて、地面を蹴る足音もヒールのような「カッ」じゃなくて軽やかな下駄の「カラン」って音になってるのに気づいた。

ゲストキャラのカグヤを演じるのは、見たアニメで出会ったのは「若おかみは小学生」以来の小林星蘭さん。時々おっこ*1が顔を出す。

お話としてはお母さんが頑張る話、でもあるような。

重ねるのはネプチューンじゃなくてメモリージーン。

 

ようやくの「ガルパン最終章3話」。

冒頭の夜戦はセリフも音楽も無く映像と効果音だけ、と言うシーンがあり、以前出た「DEEP PANZER CD」を思い出す。TVシリーズのシーンから効果音だけ抜き取ったトラックがあるんだけど、あの世界。緊張感が凄い。

まだネタバレ全開で行くのは早いかなーって思うのであまり詳しくは書かないけど「そこで終わるー!?」感は過去最高だと思う。

 

 

TVの方は遅れ馳せながら再放送で「よりもい」観た。観て良かった。

11話、報瀬の啖呵を名シーンと呼ぶことに全く異論はないのだけど、言葉の選び方が巧みだなぁって少し後になって思った。

私は日向と違って性格悪いからハッキリ言う。あなたたちはそのままモヤモヤした気持ちを抱えながら生きていきなよ!人を傷つけて苦しめたんだよ。そのくらい抱えて生きていきなよ!それが人を傷つけた代償だよ!私の友達を傷つけた代償だよ!

「そのくらい抱えて生きていきなよ」 のそのくらいってどのくらいなんだろうって。重いのか軽いのか。もちろん報瀬には重いからこそ出てくる言葉なんだけど、「元」友達にはどうだったのか。「そんなに重いと思わなかった」らその軽さとの落差は鋭く自分を傷つけたはず。そして報瀬から見ても、「軽いのなら大した事ないでしょ」って挑発としても解釈できるなぁって。

 

 「無職転生」は1話の作画見て決めたような気がする。キャスティングの巧さみたいなのもあるんだけど、たぶん美術とか小物とかそっちに手間掛けてるなって思えたのも大きい、と思う。

 

分からないのは「装甲娘戦機」。

ダンボール戦機も装甲娘にも手を出してないのに、なぜ見ようと思ったのか。たぶんS.S.I.I.V.A.の呪い(笑)

突然並行世界に飛ばされて、だいたい死ぬために出てくるゲストキャラが毎回居るくらいにはハードな世界なのに、妙なところが緩い作品だった。所謂総集編回みたいなのが一度あるんだけど、新作部分は口元を隠したり目元アップにして全然動いていないとか、主人公チーム一行の足取りを振り返る割には移動に使ってる装甲車のAI以外の全然セリフが無いことにEDクレジットで気付いたとか。

しかし主人公チームの一人が地元出身とは全然気づかなかった。まさかそこが首都になってる世界からやって来てたとは。実況ツイ見たらだいたいゲラゲラ笑ってた。なお主人公が住んでるところは首都ではなかった模様()

 最終回の終わり方も不思議な感じが残った。チョイスした理由もだが、毎週気にはしてたんだから良かったと思うけど、何が良かったのか良く分からない。それが良かったのではないか、みたいなところをぐるぐる。

 

「トロプリ」は前作から随分変わって、少なくとも前半はまなつの顔芸を楽しむ作品になりそう。

 

これからの部分では「SSSS.DYNAZENON」がグリッドマンに続く位置づけになるようなのでチェック。女の子が主人公って言った時は10代半ばとか女子高生くらいなのが普通と言うかよくある話だけど、原作のイラスト見てお姉さんっぽいのはちょっと珍しいかもって思ってた「聖女の魔力は万能です」が始まるのでこれを予約。個人的なメインはこの辺かな。

*1:若おかみは小学生の主人公