秋から春へ

コロナ禍で中止とか出展メーカーがとかが理由でしばらくぶりのサイクルモード。今回からか前回からか、とにかく以前は秋開催だったのが4月初めに開催時期が移動。

この間にいちばん変わったのはビッグサイトに南館が出来たことか。そのため、展示エリアを西館と南館の2階に分散、これを繋ぐエリア(コミケでコスプレエリアになる辺り)とコースへの出入り口として館内の一部を一般の試乗コースとしたことで、多分過去最長の試乗コースになった(はず)。車両搬入用の坂道も電動アシスト車用のコースとすることで、アシストの効果を確認に使えるように。長くなったと言うことは一周に掛かる時間も長くなるので、殆どのメーカーは1周で終わりとしてて、何度も試せないのは仕方ないか。

 

幾つか試乗はしたが、Eバイク含めて自転車の方で特に収穫は無し。予想はしていたけど。

数年の間に変わったなと思ったのはヘルメットとライト。どちらもバッテリー性能の向上が効いてる。ライト(前後)やトランシーバーを内蔵したヘルメットは内蔵機器の分だけ重くはなるからレースには向かないが、集団走行や夜間でメリットがあるはず。加速度センサーを搭載して、ブレーキを掛けたと判断したらブレーキランプが点く(テールランプが点滅→点灯)と言うのもあったが、まぁその辺は財布と相談する話か。

 

ライトも小型化。自分が持ってる800ルーメンのライトと比べ、同じ明るさでも体積で半分か6割くらいだろうか、とてもスリムな製品が(もちろん稼働時間は同程度)。

このクラスの明るさだと対向車(車)向けの眩惑対策が欲しいが、大半はそのままなら丸く広がる光をレンズで平べったく曲げる製品が殆どだった。まぁそうなるよな。

 

所謂「特定小型原付」と言うのを初体験。加速はまぁこのくらい無いとダメだろと思ったが、ブレーキがなんか落ち着かない。急に制動が掛かる感じでさらに前サスがよく沈むので、曲がるために減速しようとするとちょっとビビる。なんかPECOを思い出してしまった。

 

中国メーカーが展示してたカーゴバイク

全長が2.6mと言ってたかな。道交法の普通自転車の規定に収まらないので、電動アシストがあっても無くても歩道を走れない。ママチャリ感覚で使ってはいけない一台。

チャイルドシートである。荷物乗せて試乗したかった。

 

別の中国メーカー。カゴを畳めるのは面白いが、日本語で説明出来るスタッフが居なかった。

 

このブースに限らずなんだけど、ユーザーと言うか入場者に対する熱量と言うか温度感にかなりバラツキがあるな、と言うのが感想。

パネル展示とチラシがあるだけってブースもあったし。

 

欲しいモノが見つかると言うほどでは無かったが、「いまこんな製品がある」を体感する機会には出来た。