俺が一体何をした

東京は年間100日位は雨が降るらしい。一年の1/3位は降ってることになるので、季節的な偏りを考慮しても今までのサイクルイベントで天候に恵まれたのは運が良かったといえば良かったのだろうけども。

今年参加した4つのイベントのうち、3つで雨に祟られるのは偏り過ぎだと思う。


昨年は猛暑の中8つもチェックポイントを渡ってフィニッシュしろ、と言う趣旨だったがCPが多いと叩かれでもしたのだろうか、今年は4つに減らし、代わりに他のアースライド開催地にちなんだモノをエイドステーションで振舞う、と言う方向に変更。
CPの発表以来、最短のルートを検討してみたんだけど、どうも「代々木公園→芝公園→日比谷(パレサイ)→上野公園→お台場」が最短になる、という結論に。距離は経路検索サイトと条件で前後はするけど、概ね20km台半ばと言う辺り。
しかし、直前になって見落としていた点が問題点として浮上。日比谷のCPだけ開設時間が違うのである。他は8〜13時なのに対して日比谷だけ10時30分から。ただし終了は同じ。
自宅から直近になる代々木公園に8時到着を目指して移動したとして、10km/hのペースで近いところから順に回っても日比谷で引っかかってしまうのである。
ココで待つ、と言う無駄を無くすなら、他を先に回るかスタートを遅らせる位しか選択肢が無い。CP間の移動は輪行でもOKとツイートで言われていたので、イザとなれば使うことも否定はしないが基本は自走だろうとの判断で、「日比谷を後回しにする」コースを選択。

で、先月の罰ゲーム(笑)の経験を踏まえ少し反省。雨になったら乗らない、とか言って雨対策を怠ってきたので、持っていたパールイズミのレインジャケットに、ボトム用のレインパンツを追加。靴をどうしようかねぇ、と思ったのだけど予算の都合で見送り。


当日の微妙な天気のため、荷物に迷う。出発は7時20分。ナビに従って代々木を目指す。
あと200m位のところだったか、ナビがココを真っ直ぐ行け、と。

無理です。


8時20分。代々木公園で最初のチェックを受ける。この雨の影響か人影はまばら。
スタッフも交えちょっと後に入ってきた参加者と天気やコースの話。
代々木を出て原宿駅前。サンリン自転車*1。計算上はこれの走行性能でも走破できるレギュレーションのはずなので、誰か参加しないかなぁなどと思いつつ。


上野公園。ココへ向かう途中すれ違ったのは2〜3組。5〜6人くらいの一団があったが、自分のような「制限時間を目一杯使う」計画で走ってるヒトは多くなかったようだ。後から思えばあの天気なんだから当たり前だ(笑)


10時。日比谷公園前。エイドステーションの設営中であった。


愛宕から東京タワーを見る。足場の様子はシティサイクリングの時より良く分かる。


この周辺でビブスをつけて走る一団に遭遇。どうやら別のイベントが開催されているようだ。そりゃ体育の日を絡めた連休の中日だもの、まぁ良いタイミングだよね。
後で調べたら「東京夢舞いマラソンポタリング」と言うイベントだったらしい。
でもマラソンと言う割には歩道を走らせていたし、背中に「楽しく走ります!」とか参加者の手書きメッセージが掲げられていて、そこに「脱原発!!」とか混じってるのを見てしまうと何か別の運動でもやってるような風に見えてしまってゴニョゴニョだし、事前に主催者が決めたコースを自転車で走るのはポタリングとは言わないと思うのですが、誰かその辺のツッコミは無かったんですか。


芝公園のエイドステーションに入る。当日受付、と言うか飛び込み参加の受付場所でもあるので、自分がいる間にもポツポツとココからスタートするヒトが。
小学校低学年くらいかなぁ。お母さんと兄弟が。受付のヒトがなんか変な反応。お母さん自転車は?「あ、私走って行きますので」ゑ?
スタッフが主にお子さんに日比谷への道を説明してる。端から見てて不安にはなったが、お母さんより飲み込みは良さそう(笑)。


隣の自転車と並ぶとホイールの小ささは際立つ。
まぁそうだよねぇ、14インチって普通のヒトには子供用(それも小学校低学年くらい)の自転車のサイズだもの。


日比谷の、と言うか正しくはパレスサイクリングのチェックポイント。開設時間が他と違うのは、交通規制が掛かるパレスサイクリングが開かれている時間帯に合わせて開設するからと周囲の雑談から聞こえてきた。

ホンダの電動アシスト、ラクーンコンポに遭遇。

ぐるっとパノラマ撮影。


ツイートもしたけど先ほどの親子がやってきた。上野公園への道を確認している様子を思わず覗き込む。
自分は道は把握してるしナビもあるから心配ないんだけど、全てのCPを回ってしまった身としては早くフィニッシュをしてしまいたい欲求もあるわけで、親子の健闘を祈りつつ出発。

フィニッシュは正午前。ステージに上がって記念撮影。参加証代わりの手拭をフレームに広げて走ったのは自分ぐらいだったみたい。普通は頭に巻くとかそう言う方法だよねぇ。でもせっかくキャッチフレーズを大きく入れたんだから何とか見せて走ろうと思ってたのであの方法だった次第。


パレスで見かけたラクーンコンポ。

見かけた限りでは唯一のトライク。コブラだっけ?

大半がロード、は例年通りだが、今回は初回並みにママチャリが目立った。コレはコレで良い傾向だと思う。




どこから走ってきたのかが気になる。


ゴールの制限時間は14時。過ぎたら雨も気温も上がってきた。
一斉にやって来たキャノンデールのオーナーグループの自転車。天日干しという言葉を思い出したw

帰り際に1枚。

来るときには見えなかったであろうスカイツリー

この後秋葉原へ。ヨドバシ前付近であわててとった後姿。

前を押し歩くお母さんの自転車のチャイルドシートに子供を乗せ、その子供を乗せるベビーカーを畳んでお父さんの自転車のチャイルドシートに。何と言うか只々驚き、呆れる。

UDXで電撃のイベントがあったので少しばかり買い物をして友人と合流。
その後九段下まで走って輪行で帰宅。

あの親子がその後どうなったのか気になっていたが、お母さんからツイッターでその後を知った。上野までは行けたものの、代々木公園への道を間違え、着いたときには開設時間を40分オーバーでフィニッシュできなかったとのこと。
まぁ残念ではあったけれども事故に会わなくて何より。

今回は一番悪かったのが天候。もうコレに尽きるがコレばかりは人間の力では致し方ない。これもまたアースライドの趣旨と言うことにしておく。
で、チェックポイントに関しては去年の8箇所に比べると半減。それは構わないのだけどコースを簡単に作れてしまう並び方なのはどうなんだろうか、と思う。大体いつも同じところでは慣れも飽きも来るし、今回の4箇所に北の丸公園豊洲付近、それから東京ドーム付近を加えるとコースの判断だけでも楽しめそうなんだけどねぇ。

と言うことで今年のライドイベントは終了、の予定。

*1:カテゴリとしては「カーゴバイク」と言うんだが、この自転車は三輪(ミワ)さんと言う方がやっているサンリン自転車生活社と言うメーカーの自転車なのである