迷って迷って迷った東京アースデイ自転車ライド2012

2月のアタマに発生したスピードドライブの故障の修理を頼んだものの進捗状況が判然とせず、ANTで参加できるかどうかヤキモキしていたのがエントリー当時の状況。
既に記事にしたように、ANTで参加できなかったら30年前のママチャリ(!)で参加とか、むしろこの際もう1台小径車を買ってしまおうかとか、迷った挙句に何かを間違えたような選択をするトコロを何とか回避。無事ANTでの参加を果たせることに。
それに去年はロクに走れませんでしたしね。半分くらいは鬱憤晴らすつもりで例年よりややハイテンション。偶々エントリーした初参加のとき同様、アースデイライドがアースデイ当日の開催となれば、お祭り気分も多少は高まろうと言うもの。


とは言え、最早恒例になりつつあるアレの方はコストに限って言えば参加費の何倍掛けて作ってるんだか、と言う代物なので、今年は過去の素材を使いまわす方向で組み立て。

いやぁ、改めて見ると21mmレンズって物凄いことになるなぁ。潰れてるみたいに見えるけどEX-TR100で撮っただけで、そう言う加工は一切していない。撮り直そうかな(笑)


向きを変えて。


「雨天決行」のライドイベントとは言え、実際当日の天候を気にして参加したのは初めて。服装もちょっと迷う。気温次第ではフルフィンガーのグローブのほうが良いのかな、とは思いながら、そうなると休憩中とかにスマホを弄るたびにグローブを脱ぐ、は面倒だし。と言うことでバッグには入れておいたがこれは結局出番なし。


自宅出発は9時ちょっと過ぎ。いつも都心方向へ向かう時は甲州街道に出るコトが多いんだけど、行き先が神宮だからとルートもちょっと迷って南寄り、都道118号→423号→青山通りで10時10分過ぎに会場入り。

いつもの様に他の参加者さんの自転車を見て回る。「自分や自転車を花で飾りましょう」って告知もあったので、そう言う自転車から先に。


それにしても今回もまた珍しいものが‥‥

アオバ自転車店」で取り上げられてなかったら辿り着けなかっただろうレアな自転車。ガープが有名な「KUWAHARA」の名前が見えるけど、多分ミヤタ製のブリット。「FORMULA-1」って文字も見えるけど当たっていればこの自転車とちゃんとつながりがある。その辺はアオバ自転車店 2巻で(笑)
前下がりのトップチューブが特徴的な小径車だけど、その後ろに桜の枝をつけたのはうまいアイディア。ホリゾンタルでも出来るけど、一般的なスローピングフレームではホイールに花が当たるのでアウト。やっぱりこの方法は前下がりのフレームならでは、と言う気がします。
今回のイベントのテーマカラーがピンクで既にステッカーも貼ってありますが、花も桜でステッカーもフレームもピンクでオーナーさんのメットもピンク。テーマカラーと自転車が同じ色になったのは偶然と言えば偶然ですが、きれいに纏まってると思います。


BD-1。やっぱりキャリアは花を飾る場所として使いやすい。

花は2色。見る方向で印象が変わるけど、フレームの色とのバランスは大事な要素。


リカンベントの参加も減ってしまったなぁ。カゴに紫陽花。

ANTにどうやって付けるか迷いそうだけど、ウィンカー。よく見ると「DIRECTIONAL BRAKE LIGHT」って書いてある。自転車には中々見ない装備なので、こう言うのがあるのは覚えておこう。


スタッフさんの1台。「フレームが白なのに白い花にしちゃった」とはご本人の弁。


花をモチーフにした風車。これはこれでよく似合う。花そのものでなくても、こう言うのも良いなぁ。ANTに似合うかどうかは謎だけど(^^;)

前から。


サドル下にヒマワリを付けたこの1台は、スタッフの方のもの‥‥だった気がする(笑)

後ろからはこんな風に。


これは休憩場所の皇居で撮ったもの。それにしてもこの固定方法、メーカーに怒られないかな‥‥(笑)
でも花を立てて飾る方法としては面白いアイディアかも。


この状態のブロンプトンを犬に準えた某所のレビューを読んで以来、この状態のブロンプトンは「忠犬ブロンプトン」と呼んでいます(笑)可愛いよねぇ。



去年参加した方と別のハンドサイクル。こちらはベルトドライブで、コースターブレーキを内蔵してるのだとか。


何処かで見たような、と思って聞いてみたら辿り着けた。キックスケーターで知られるJDrazorのRB100。このサイズで前後異径と言うだけで十分ネタみたいな気がするけど、直接後輪を押さえつけるブレーキにビックリ。そんな仕組みだったなんて‥‥


スタート直後に見つけて皇居で撮った1枚。変わったフレームだなぁと思ったらこれ、epoveloって電動アシスト自転車だそうで。クランクの上にある丸い所にバッテリーが収まってる。


珍しさではANTの方が上のはずだけど、そこに「目立つ」と言う条件をつけると文句無くこれが最強だと思います。走る三角形、ストライダ
今年は2台。元はおなじだったはずなんだけど、随分印象が違う。

特に右側。普通には手に入らないパーツを色々無茶なことをして揃えてカスタマイズ。
例えば本来アップライトにするハンドルを弄ってポジションを下げてる(笑)
左は全然写っていませんが、フロントフォーク(?)にミクさんがw



以前このイベントの実行委員長をしたことのある方は、チャイルドトレーラーでお子さんと参加。
そう言えば外苑に向かう途中、代田あたりで同じような自転車を漕ぐ女性とすれ違った。20代後半くらいのように見えたが女性がトレーラーを曳いてと言うのは随分珍しいものを見た。ただ残念だったのは歩道走ってたんだよねぇ。違法なんだけど声をかける余裕も無くて。まぁ自転車=ママチャリって言う意識があったりとか都市部の道路事情を考えるとこうなっちゃうのも今の所は仕方ないのかな、と思いますが。
でもチャイルドシートは子供の体が揺れるとバランスが崩れたりしますので、安定性という意味ではチャイルドトレーラーっていい選択だと思うんだよなぁ。もうちょっと認知度が高まると事情が変わるのかも。


昨年参加された派手なデコレーションを施したリカンベントは見掛けなかった。天気も微妙だったから、開催と分かっていても見送った人もいたんじゃないかな、と。
実際、ストライダで参加された方は元々4人で参加の予定だったものの、天候を理由に2人が参加を見送ったそうで、300人募集したと言う割にはそこまで集まってなかったんじゃないかな、と言う印象。まぁ仕方ないですな、あの天気では。

開会式直前ぐらいに細かい雨粒がパラパラと。うわぁ遂に降ってきたか‥‥と思いきやいつの間にか止んで、を数度繰り返す。
着て行ったジャケットの上から、以前買ったパールイズミのレインジャケットを羽織る‥‥と動き難いので、ジャケットを仕舞う。結果やや薄着になったがまぁ体が温まれば問題無かろうと判断。


節目の10回目だし、アースデイ当日だし、と言うことで原点回帰を謳った今回のイベント。
自分や自転車を花で飾って参加した人に何か、と言うことでマンハッタンポーテージのメッセンジャーバッグが用意された。
当初は投票みたいなものを考えてたみたいなんだけど、スタッフ側の審査で勝手に決定(笑)まぁ脇でワークショップを展開してたのもあるんで、そこを邪魔してと言うのもなんだかねぇ。
手前味噌で申し訳ないんですが、頂いちゃいました。累計で参加費の10倍以上掛けて揃えた素材の中から組んでますんで、何も無かったら初参加の人が見たら不審がるでしょうし、一度貰っておけば来年同じことをする時に「去年貰ったから」が通せるので。
他には紫陽花を飾ったリカンベントのオーナーさんと、内輪になっちゃったけど花を背負ったスタッフに。


コースに織り込まれていたパレスサイクリングが12時で撤収するとの情報がスタート直前に。休憩場所への入り方を急遽変更。スタートから皇居までは問題なし。

ココに限らず、桜は八重種がほぼ満開。実は今回のオーナメントを組むに当たって追加したのが八重桜だったりする*1

皆で走るのはココまでなので、ここで記念撮影。


この後スカイツリーを目指す組とスタートの神宮に戻る組に分かれたんだけど、こんなに違うのかよ(笑)!と言うぐらい人数に差が。7:3か8:2ぐらいで圧倒的にスカイツリー人気高し。まあ時期的に当然か。
実は本来ならば国会議事堂に差し掛かるところで折り返しになるんだけど、ここで自分がいた集団にガイドのスタッフがいない状態に(=w=;)
幸い折り返す所を通り過ぎたことにすぐ気づいてコース復帰。あとでガイドスタッフと合流したんだけど、ちょっとばかり迷走(笑)


とは言え、事故も無く無事ゴールに到着。結局ライド中は何とか雨に降られること無く終了となった。
帰りも自走だったが、ナビに従って青山街道を走ったら無茶な右折ばかり要求され(笑)、こちらも暫し迷走。
天気が下り坂なのは明白で、方角的には雨雲に向かって走る格好だったので降り出す前に帰宅できることを祈っては見たが叶わず、1kmばかり手前でやや大きな雨粒が。それでも本格的に降る前に滑り込むように帰宅。


不惑を目前に*2色々と迷いの多かったイベントでありました。
それもまた面白かったですが。


あ、たにやん氏にも同行願ったのに画像が一枚も無かった(爆)!ごめんなさい!

*1:染井吉野は既に葉桜になってるし、枝振りの立派な造花を使おうとすると1本で4〜5千円とかするので使えなかったのだ

*2:いやぁぁぁぁッ!