タイミングを逸したネタ

ANTの納車は07年の2月18日。ANTのある暮らし、5年目を迎える。
ナビ導入以来、走行中に気にする情報はソチラに頼るようになったので、猫目のサイコンの数値は時々しか見なくなったが、これの積算計は7000kmを16日に突破。姉貴の住む町田から新宿に向かい、帰宅して確認すると7011kmになっていた。
さて、2ndロットの話はまだかのぅ‥‥(笑)



で、話は昨年のサイクルモード直前まで戻る(笑)
ペダルの交換をしようと思い立った、その時点で決めていたのは「折り畳みペダルであること」この1点のみ。着脱式も考えなかったわけじゃないんだけど、運用としては折り畳みの方が便利であろうと言う判断。
そして候補はtoMoさんと同じ、三ヶ島のFD−7ともう一つあった。GIANTが昨年復活させた、20インチの折り畳み、HALFWAYにセットされてるペダルである。


HALFWAYそのものは、復活の報を聞いてもそれほど関心が無かった。横折フレームだし畳んだだけでは転がせないし*1、と言う時点で今の自分のスタイルには合致しない。
だが、専門誌に掲載された記事でペダルに関しては気になることがあったのである。
ペダルの規格はそれほど多くない。入手さえできれば大丈夫だろう。和田サイクルへ赴く。実はあの記事を書いた4日の時点で1)取り寄せが可能か、2)可能なら価格は幾らかの2点を確認に和田サイには行っていたのである。
そのときのやり取りはこんな感じ。

GIANTのHALFWAYで採用してるペダルなんですが、取り寄せとかできるんでしょうか?

  HALFWAY‥‥?(カタログを探す)これの?

興味がありまして。とりあえず取れるかどうかだけ分かれば良いんですが。

  あぁ、このペダルですか‥‥前にコレ在庫してたよね?どこから取ったんだっけ?(他のスタッフに聞く。「●●とかの去年のカタログに無かったっけ?」「GIANTに聞いてみたら?」等と向こうでやり取り)
暫し待つ。すぐには分からないとの事で、結局調べて後で連絡するとの回答。


サイクルモードが終わって帰り道につこうと言う頃、和田サイから電話。「入荷しましたのでご来店をお待ちしております!」
‥‥いや、その時点では取れるかどうかだけ分かれば十分だったし、明確に「取り寄せて下さい」とは言わなかったんだけど、入荷された後となっては今更そのように改めて言うわけにも行かず(笑)、「では後日お伺いします」と言って電話を切った。

連絡を貰った次の休みに和田サイへ。
自分で交換をするつもりだったが、ペダルの交換には苦労した。手持ちのペダルレンチACOR(エイカー) ペダルスパナ ATL-2613では、一方がどうにも動かず、諦めて馴染みの自転車屋へ。
自分のより少しばかり大振りなレンチと木槌で、ようやく緩む。後から思えばやはり道具はケチらずにちゃんとある程度以上の長さのものを用意するべきであった。そう頻繁に出番が来るものでないからとケチりたくなる気持ちも分からんではないし、実際今回の件では自分もそう言う部分もあったが、それで買ったものが用を為さなければ単なる無駄遣いに終わるのだから。


さて、取り付けてこうなった。VP-F80と言うペダル。メーカーサイトにはシルバーしか載ってないが、GIANTに納品されてるのと同じブラックを入れてもらった。色に関しては聞かれなかったし、こちらも指定しなかった(と言うか2色あることすら知らなかった)ので、コレはたぶん偶然。

ペダル変形の様子。
ボタンとかは無く、踏み面(座部)のパーツに指をかけて直接引っ張って動かす。中にギアが入ってるので、一方のパーツを引けばもう一方も合わせて開く。
閉じるときはその逆だが、形状的にちょっと力を掛けにくいので座部を両面から押さえるように。

広げた状態。

ダイヤカットされた面が見えるが、コレが座部のパターン。改めて実物を見ると結構フラットで、グリップ力に不安を感じたが、そもそも基本的に雨天時は乗らないのだから、と言うことでそれ以上考えないことにした。
何と言っても所詮トゥクリップもペダルストラップも付かないフラットペダルである。そう言う性能に拘っても限界がある。


次の週には銀杏の紅葉を愛でるつもりで昭和記念公園へ試走を兼ねて向かったが、途中から雨。潔く帰る。


で、次の週に親父が倒れ、ココまでのネタを書くどころではなくなった、と言う次第。
12月に入れば仕事もそれ相応に忙しいし(輪行通勤も毎年12月はほぼ封印してる)、休日は相続の手続きのための移動にANTを使うくらいで、あえて記すほどの話題もなく年を越したのだった。
ネタを小出しにするつもりもないが、年を明けてからのことは改めて。

*1:と言うか可搬性を重視してない