影薄ッ!ってか暗黒史?

id:Lettusonlyさんの日記で電車男がこれまでに発生した2次使用料750万円を日赤に寄付するとかいう話を知る。
それは全然関係なくて(ぉ、リンク先の記事(goo ニュース)のトピックスに目をやるとこんな記事が。

カリフォルニア州のレッドランズ統一学区では、エクササイズとエンタテインメントを組み合わせた「エクサテインメント」(日本語版記事)を保健体育の通常カリキュラムに加え、『プレイステーション』を大々的に授業に導入する計画を立てている。

 小学生を対象としたこの授業では、子どもたちは毎日の体操として、身体を活発に動かす要素を含む人気のビデオゲーム――コナミの『ダンスダンスレボリューション』やソニーの『EyeToy: Play』など――をプレイすることになる。

 同学区の初等教育を統括するスー・バスター氏は、「小児肥満の主な原因の1つとして、ビデオゲームは非難の的になっているが、まさにそのビデオゲームを使って肥満と戦うという試みだ」と説明する。

 普通の体育の授業ならバスケットボールのコートで1時限(50分)を過ごす1クラスの児童35人を対象に、校内でこのプログラムを実施するには、ゲーム機5〜7台を配置してエクサテインメントができるスペースが必要になる。

 レッドランズ統一学区では、マットを踏んで踊るコナミの人気ゲーム『ダンスダンスレボリューション』や、カメラの前で腕や頭を動かすことで画面上の動きをコントロールするソニーの『EyeToy』シリーズだけでなく、他のタイプのエクサテインメント用ソフトについても検討を進めている。たとえば、フィットネス用のルームサイクルをゲームのディスプレーと組み合わせた製品や、特別なコントローラーを使って子どもに野球のボールの正しい投げ方を教える装置などだ。

(中略)

 「子どもたちが運動不足なのは、運動する場所がないからだ」と、バスター氏は指摘する。この問題を解決するため、バスター氏やメディナ博士をはじめとする学区内の関係者たちは、子どもたちが教室外でも『ダンスダンスレボリューション』で遊べ、同時に減量にも役立つ、子どものための運動センターを作りたいと考えている。

http://news.goo.ne.jp/news/wired/it/20050621/20050621205.html

最後の指摘は日本でも似たような物だよなぁと思いつつ、ユニークな試みだと思います。ところで、コナミDDRの名前があるのに、よりエクササイズプログラムとしての要素が強いはずの「マーシャルビート」の名前が出てきませんね。「検討中」なんでしょうか。

コントローラーのモックアップがゲームショーで参考出品されたとき、加速度センサを内蔵させる新しいタイプの入力装置になるとちょっと期待していたんですが、当時展示ブースに居たメーカーの人にいくつか仕様について聞いたことがあります。
その時気にしていたのはデータの転送方法として赤外線を使うのか微弱電波にするのかって事。赤外線を使う方がコスト面では安価な代わりに送信用LEDの向きを気をつけないと転送できないんじゃないかと疑問に思ったのでした*1
結果としてはコスト重視で赤外線方式にしたみたいですが、後から聞いた話でセンサの感度(あるいは処理方法か?)に問題があったらしく、たとえば拳を突き出す動作がタイミングさえあってれば「ビシッ」と鋭くても「ヘロヘロ〜」と緩くてもOK、な仕様になっていたとの事。これじゃ何だか情けない。
とは言え、理屈だけで話をすれば運動プログラムに使用する入力装置としては利用価値があるものだと思うので、名前が出てこないって事は「使えない」って判断なのかなぁ。

*1:テレビとかのリモコンを考えればわかるかと