ここまでの事(2):叩き台

さて最初にミサワホームが提案した見取り図がこれ。

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第一案の1階。

建物の間口は約2間半、奥行が4間半、玄関は1間。10畳に少し足りないくらいのリビングダイニングの奥にキッチン。

 

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2階。1階のリビングダイニングの上がそのまま蔵の位置。玄関の上の空間は吹き抜けにして天井を高く。またここにもトイレを置いて、個室からの移動量を減らせるように。

蔵に接する北の部屋は、北側の壁が蔵の高さの分だけ高くなる。蔵の天井は制限いっぱいの140cm。

 

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蔵の上、2.5階的な高さ。

ベランダへは南の部屋を通過して出る。

 

これのおかげで、要求するべき内容が考えやすくなった。

●親父の遺骨を納めた仏壇がある。1階に置きたいが適当な空間がない。

●身長174cmほどの自分が足を伸ばして入るには浴槽が小さそう(と言うか図面のレイアウトでは明らかに小さい)。これはTOTOのショウルームでスペースを確認して1坪タイプを要望することにした。

●2階にトイレを作るなら小さくていいので手洗い場が別に欲しい。

●階段を上がったら部屋を通らずにベランダへ出られるように出来ないか、と考えたがそのためだけの廊下を作るのは勿体無いのでは、とも。

●1階にも蔵があると屋外で使うものを入れるのに便利では?と思い至ったが、その場合南から1間ほどの幅で玄関から入る、が妥当か。直上には蔵があるがそこを削って天井の高さは確保すれば、ついでにダイニングも明るくなると思われるが、そもそも1階の蔵の上は床が高くなりリビングが不便になるのではと推測。この案を捨てることにした。

 

蔵以外を含めた収納がちゃんと確保できれば個室はこれより小さくても、と考えたが流石に3畳は極端すぎる。主張するお袋の要望を受け入れた空間を作るとなると家の何処に置くかも同時に考慮する必要がある。

更に言うと以前から「今の家は(古くて)お前が死ぬまで暮らすことは出来ないし、アタシが死んでいずれお前が一人で暮らすことになる*1んだから」と言うお袋に、わずか3畳の部屋を残されてもどう使えばいいか見当が付かないので諦めさせた。

が、小さくて良いことに変わりないので、 「個室を削って他の要望に必要な空間を確保する」ことを遠慮しない、と言う方針をお袋と確認。

 

ここまでの要望は主にお袋の方から出てきた、と言うか自分はほぼ何も要求してこなかった。が、ここに気になる要素が。

建物の幅が2間半で玄関に1間使うということは、リビングの東西方向の幅は1間半と言うことになる。これは6畳間の短辺と同じ。正直なところこの距離は狭いと思う*2。家は小さい方が(費用的にも)良いが、狭い空間が欲しい訳じゃない。感覚的にはあと半間広げて2間欲しいが、それは建物全体を半間大きくすることになるので、その分費用が掛かる。

とは言え、他の要望も含めると現状のサイズのまますべて収まるとも思えず。このサイズで行くの?半間広げるなら奥行を半間縮めて面積を抑えられるか?次に話をしに行く時にその辺を丸投げして(笑)、ミサワの提案を貰って再度検討しようということにした。

 

蔵の大きさは現在の我が家にある押入れ(とその上の天袋)の合計の容積と同等ぐらいか、と言う感じ。店を辞めたら仕事絡みのモノは要らなくなるし、他に処分するものが出れば十分収まるだろうと思われる*3

収納以外にも考えてる使いみちはあるが、スペースを奪い合うのはこれからなので(笑)、まだ見極めが必要。

 

ここまでが1月半ば頃までのこと。

*1:確かに今は全く気配が無いのも事実だが未来永劫結婚しない前提らしい

*2:テレビ台とソファの間に小さいテーブルを置いたら人間がモノに当たらず通れる部分がないくらいのイメージ

*3:が、手持ちのオタグッズ諸々を手放すにはエネルギーが要る