春の映画館通い

リズと青い鳥

舞台挨拶で種崎*1さんだったかな、「繊細」では足りないと言ってて、確かに的確に表現できそうな言葉がすぐに見つからない感じが。
間の取り方とか、女性の監督だからだろうな、と感じる芝居がチラホラ。


3章の掛け合いが噛み合わないのぞみとみぞれに対して、久美子だったら当人に聞こえてない(と思われる)場所で相手から目線を逸しつつ言い難そうに「先輩たち、仲悪いんじゃないかな‥‥」とか切り出すところなんだろうけど、真正面から当人に「相性、悪くないですか」って麗奈が北宇治吹部の突撃隊長やってて笑いそうになる。演奏に対して人一倍真剣なのは分かるけど、実に危なっかしい。
夏紀が「何やってんの?」って戸惑っていた麗奈と久美子のアレは「二人にケンカを売っている」だと思ってる。久美子はのぞみ達のことも麗奈の行動も知っててアレに付き合っているはずなので、麗奈も麗奈だが、久美子も相当に図太い神経である(笑)。
物語への絡みが少なかった二人だが、あのシーンを見て妙に安心したのだった。


本田望結さん起用と聞いたのは公開が目の前になってからで、声優初挑戦と言われても女優としての彼女もよく知らない(邦画もドラマも見ない)ので勝手な想像もしなかったんだけど、結論から言うと良かった。
聞き慣れた声優さんの演技に比べるとちょっとね、と感じる向きもあるだろうが、多分あの年齢の本田さんの「あの感じ」でないと作品全体も「あの感じ」にならないので、狙ったにしても結果的にであったにしても、おそらくアレが正解なのだと考えることにした。


思い返すと色々な所が危なっかしいな、と言うのが1週間寝かせた感想(笑)


追記:特典目当てに2回目を見てきた。スタッフロールで名前を眺めて「立つ崎」「はしごだか」率高くないか、と作品に全く影響しない感想を抱く。

レディプレイヤーワン

洋画は殆ど見ないけど、前に見たのってなに?と思い返すと「マッドマックス 怒りのデス・ロード」だった。爆音の。
ガンダムとかAKIRAで金田が乗るバイクが出てくるとかで話題になってて、プロモーションでは話の内容があまり伝わってない感じはあったけど、着想がDAICONと聞いて何か納得。
4DXもあるけどガルパン程には4DX向きじゃないかも、と言う印象。一人称視点のシーンがそんなに無いからだろうな。3D吹替版で見たが、アトモスとかDTS-Xは見てみたい気がする。
あ、吹替版はキャストを知らずに行ったので、ポプテピピック声優が出てきてちょっと驚いた。あれは日本語版スタッフの「仕込み」と考えて良いのかな。


追記:何か忘れてると思ったが思い出した。スタッフロールにZOEと言う名前を2度見つけたんだった。自分以外には価値の無い話。

*1:本来は立崎