ロードに乗らないサイクルモード2009

自転車がブームになってるといわれてるのは分かる。
でも、カッコ良いって理由でロードに向かうのは商売に載せられてるようで嫌。
ショップとしては「小径は面白味が無い」らしいが、そんな都合に合わせてたまるか。



‥‥等と本気で思ったわけでもないが*1、とりあえず見ておきたいと思っていたところを優先。そうでもしないと回りきれんわ。

スマートコグ(Smartcog)

まずはココから。でも特別な収穫は無し(笑)。以前ANTは「MINTが落ち着いてから」と言ってたので、これからと言うことだろう。
まぁANTを止めるつもりが無いと確認できたのが収穫といえば収穫か。
新商品のペダルはANTの純正からの乗り換え先として急浮上。MKSの折り畳みより良いなぁ。
商品が世に出始めたMINTは外装変速モデルを参考出品。

アトール(ATOLL)

量産前のデルタtを見送り(笑)
乗らなかったけど、コレが展示されていたのは個人的に結構重要。

エアロアシスタント(aero assistant)

電動アシスト自転車とか言いながら乗り手に発電させることも出来る自転車。サンヨーでさえ回生充電しかしてなかったのに!

キャットアイ(CATEYE)

東京での開催直前に、スポークライトを発表したとの噂を聞いたので見に行ってみたが、アレ自社製か?
何処だったかで似たようなモノを見た記憶が。
で、以前使っていたHL-EL500の後継、HL-EL530とようやく対面。ずばり。大したこと無い(EL500比・主観)。
余りに予想通りだったので、厭味代わりに(笑)使用中のDOSUN M1+を取り出して*2「単3型4本でもこの位の明るさが欲しい」といってみたら、「そうするとランタイムが‥‥」との返事。要するに電池で動かすライトに明るさは求めないと言うことらしい。


そう言えばスポークライトだけど、デカくて14インチのホイールへは取り付けに苦労しそう。結局見送り。

コーワ(KOWA)

ダンボールメーカーだそうで。「輪行箱」なるものを出品。まぁ自分には用が無いけど、自転車を運ぶ・送るのに良い手段になるのは確かなので覚えておくと良いかも。
42型プラズマテレビとかの箱をひっくり返したような構造。

ジーゴ・リーダー(Zigo Leader)

自転車に乗れない子供や赤ん坊と、どうやって一緒に一緒に移動するかと言う問題に対する解決策の一つがチャイルドシートなんだけど、他の解決策としてチャイルドトレーラーがある。
あるんだけども、それは十分に普及してる方法とはとても言えないのに「自転車とベビーカーを合体させる」ってなんと豪快な(笑)
普及して欲しい選択肢だけど、日本の公道の事情にどこまで適合できるのかなぁ。

スキンズ(SKINS)

初体験。

ディービーポップ(db-pop)

こう言ってはなんだんけど「はしご屋」が作った自転車。
素材の使い方は心得てるんだろうなぁと言うのが最初の印象だったんだけど、いざ実物をちゃんと見ると、ホイールベースが思いのほか長くて、乗り心地のよさを感じさせる。実際ロード並みの長さを確保してるし、試乗しましたが走りもしっかりしてると思いました。
キャリアにキャスターが付いて、畳んだ状態で自立&移動できるのは良いんだけど、使ってるキャスターのデザインがちょっと野暮ったい感じ。ここは少し残念。

ドッペルギャンガー(DOPPELGANGER)

自転車店では見かけたことが無かったブランドが初登場。
試乗の方は結構人気があった模様。最上位モデルがシャフトドライブだったのは知ってたので乗ってみたかったんだけど順番待ちが‥‥だったので、ドロップハンドルを選択。
カテゴリとしてはロードとしてあげるべきなんだろうけど、いざ跨ってコースに出ようとしたら。


‥‥変速レバーが常識的なデュアルコントロールでもなく、ランドナーのようにダウンチューブにある訳でもなく、ステムの脇に(笑)これはビックリ。
さらに走行中。前輪がクイックリリースでないことに気づいた(笑)


MTBみたいなフレームだけどハブがクイックリリースでない、強度不足でオフロードを走れない自転車を指して「ルック(ルック車)」と言う言い方があるんだけど、ロードのルック車って初めて出会った。
立ち漕ぎがちょっと不安定だったけど、サドルに跨ってクランクを回すだけなら特別おかしな自転車と言うわけでもなかった。

ノグ(KNOG)

シリコンボディのライトと言えば!
大抵の人はFROGとかBEETLESなんだろうけど、自分の中では今年初めに残念な結果になったGATOR605。
電源と光源とスイッチも分離した設計は対応して頂いた中の人もお気に入りだったそうで、「今後は?」と聞いたら「開発はしているらしい」とのこと。猫目よりも期待しておこう。

バイクリボン(BIKE RIBBON)

次のグリップにはコーンを検討中。バーコードも面白いかも。

ファイブリンクス(5LINKS)

コレまでと一味違う折り畳み。ペダリングは軽く速度もコレなら十分と呼べるレベル。
参考出品ながら変速つきも。

リンプロジェクト(rin project)

メットカバーのゴムが最近なんとなく弱ってきたので、別の固定方法を検討中。
そんな話をしたら「あれ、今回のカタログから落ちたんですよ‥‥」う〜む。手持ちがお釈迦になったらそれまで、か。

ローター(ROTAR)

楕円チェーンリング初体験。確かに足の負担がフラットになった感じ。
ANTに入れたら面白そうだけど、畳んだ時に干渉するか、歯数が大幅減になる可能性が。干渉せず効果が出るポジションが探せるかどうか‥‥。



まぁ大体こんなところ。
で、今回回ってみて驚いたのは小径車が以外に元気と言うか色々やってるなぁと。それも大手がやってないと言うのもポイント。
MINT、5LINKS、デルタt、db-popとこれらに共通するのは「輪行を前提にした14インチタイヤの折り畳み」と言うこと。ANTもだけど。
つまり走行性能と折り畳み後のサイズのバランスを重視すると、最適解が14インチと言う所に落ち着く、と言うことなんじゃないかと思った。
コレ以下の極小径が無かったわけじゃないんだけどね。


それからGPS付けようかと思い始めた。迷わない為なのか迷った証を取る(笑)のか、目的は定まらないけど。

*1:全く思ってないわけでもない

*2:持って行ったンかい