カンテレ(発音注意)と新たなる何か

ガルパン劇場版でミカが披露したカンテレを演奏したあらひろこさんの演奏が聴けるイベントが大洗で、と言うことでこの日に。
実はチケットの確保には失敗してて(ォィ)、まぁ他にもあるからそれなりに時間を過ごせれば、くらいで考えていたんだけど、水戸に向かう電車の中で当日券が出る、という知らせが。ならばもう一度狙ってみるか‥とインフォメーションにちょこっと書いて、急いで月ノ井さんへ。


コンサートは2回あって、夕方の分は完売してたけど19時からの回を確保。終わりの時間考えると最終で帰ることになるだろうが、万が一があっても翌日は休みにしてあるからどうとでもなる。
で、それまでは商店街各地を回る。


イベントが行われている月ノ井さんに到着。ちょうど入場が始まったタイミングで、するすると酒蔵へ。
前説は安定の肴屋本店の大里さん。そしてまさかの小谷大洗町長のあいさつ(笑)。


そして、あらひろこさんの登場。「大洗のお隣の北海道から」まぁフェリーで繋がっちゃいるけどさぁ(笑)


演奏は39弦の「コンサートカンテレ」で。ミカが使っていたのは小さい11弦なので出せる音域が違うのだけど、こんな低い音も出せるのかと言うのに驚き。
聞いていて何か以前聞いた音楽に通じるものがあるような、と考えていて、ファミコンより上、MIDIより下。FM音源+PSG全盛期の音楽にたどり着いた。アレコレとパラメータをいじった複雑な音でなく、いかにも三角波という感じのシンプルな音。
音はシンプルだけどその上に重なっていくものが生み出す風景が実に穏やかで。


ガルパンおじさんを熱狂させたSäkkijärven Polkkaは11弦のカンテレで。
劇場版と雰囲気が全然違うが、こちらの方がむしろ楽器本来の持ち味なのだろうな、と。


あらさんご自身「カンテレで演奏する曲ではない」と何処かで言っていたような気がするけど、あの一曲が切っ掛けでカンテレに手を出すガルパンおじさんが続出してフィンランドのカンテレ職人さんを驚かせ、それまでアコーディオンか弦楽器なら精々ギター程度だったSäkkijärven Polkkaを演奏する動画にカンテレで演奏されたものが散見される、という状況を生み出してしまった、と思うと、これは大変なことをやらかしたんではないか、という気になってくる。



実は、日中街中を連れと移動中、道路の反対側に大洗では見慣れない折り畳み自転車を2台見掛けた。
タルタルーガTypeFと、EEZZ(イージー)。EEZZの方はシングルはあまり出回ってないはずだから、たぶん3段変速のD3。
向こうもこちらのANTに気付いたようだが、お互い逆方向に移動してたのでその時はそれで終わったのだが、実はこのコンサートにさんかしてたようで、終わってから自転車を見つけ話しかけてみたらやはり「何だあれ」と言うことになっていたそうで。
なお、タルタルーガはその名にちなんで生徒会チームのラバーキーホルダーが。


ブロンプトンやダホン、ターン、と言ったメジャーなところは常連さんにオーナーがいるし、今日はハンディバイクも。

ほんとに色々な折り畳み自転車を見ることができる町だなぁ。


帰り道でライトの配線がイカれて直さねば、と思っていたのに休日の半分くらいを寝て過ごした(ぉ