なにかごく一部地域でRPGの定義について賑わっている模様。
議論に参加するほどの余裕がなさそうなので参考意見として申し上げておきます。
RPGとは言葉どおりに解釈すれば「役割を演じる遊び」であり*1、ドルアーガも頭脳戦艦ガルもスーパースターフォースも*2、ゲームの世界に関わる方法として主人公とプレイヤーが等価である限りにおいて、すべてのゲームはRPGである、と言う言い方すら可能*3だと思っています。
問題はその定義でRPGと称することで正しくどのようなゲームであるかユーザーが理解できるかどうかであって、要するにRPGがやりたいと言う衝動に駆られてスーパースターフォースに手を出すようなことがあったら消費者としては不幸な出来事を招く。
ジャンルを定義するメリットってそう言う不幸を回避できる*4ところにあると思ってたんだけどなぁ。
‥‥とここまで書いた段階でふと思ったことを。
ドルアーガの塔がRPGであるとすることに違和感を覚えるとしたら、それはRPGというジャンルのゲームには「『時間』の要素*5が無い(または薄い)こと」が無意識のうちにでも条件として含まれているんじゃないだろうか、と思った。
たとえば、TVゲームに初めて接する機会がドラクエやFFであった人たちならば、原体験としてのRPGもそれであり、つまりRPGとはこういうゲームである、と言う思考が定着していく。
対して、それ以外のゲームから入った人たちの場合には、RPGという言葉どおりの意味に対して固定観念が無い。或いはいくつもあるジャンルの中の一つに過ぎないからRPGであることへの執着心が無い。
そう言う違いがあのあたりのやり取りに現れたんじゃないかな、と。
蛇足ながら加えておくと、自分の場合(狭義の)RPGといえば・・・
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明日も仕事なので中途半端ですが寝ます。