ちょっと注目を浴びてるようなので乗っかってみたりして。
FINAL FANTASYの世界では、最初から移動の自由を厳しく制限される。そしていろんな冒険をしながら苦労して苦労して情報を集め、条件をクリアして、飛空艇を手に入れるのだ。
飛空艇に乗れば、敵に遭遇せずにどこにでもいける。そしてどこにでも降りられる。ある意味ラスボスの待つダンジョンの入り口にも着地することができる。飛空艇を手に入れることは、その世界を席巻することに近い。
だが今、新しく社会人になるという世代の人は、どうもLevel1の段階からすでに飛空艇に乗っているような気がする。つまりどこにでも行けて、どこにでも降りられる自由を情報として手にしていながら、どこにも降りられない。降りれば自分のレベルでは一撃でヤられることを、知識として知っているからである。
「レベル1でも何処へでも行ける」というフレーズで思い出したのは8年も前*1のこのゲーム。
- 出版社/メーカー: ソニー・コンピュータエンタテインメント
- 発売日: 1997/09/25
- メディア: Video Game
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自分が主にプレイしたのはPCエンジン版だったんだけど、PS版には実にすばらしい機能が追加されている。その名もシュートサービス。
もともと「マップの何処まででも行ける」ゲームだったが、このサービスのおかげでラクに何処にでも行けるようになった。
何処に行くかは分かんないけど(笑)
有る意味ではファイナルファンタジーよりも非常にリアルなゲームだと今でも思う。
社会に出る前にぜひプレイしてほしい逸品。
勿論、リセット不可&攻略本や攻略サイトには頼らないという条件付でね。
*1:もう8年になるのかと自分で書いて驚いた