余計な所まで暴露しながら振り返る東京アースライド2011

最大の懸案は「朝ちゃんと目覚めるかどうか」。
まぁでも仕事や学校に行くときはギリギリまで寝ててもイザ遊びに行くときはキッチリ目覚めるのが人間と言うもの(の悪い見本)
タップリと言うほどでもないけど、慌てる必要の無い位には余裕をもって起床。


目標の時間に電車に乗り込み、試走の時のようにりんかい線品川シーサイド駅でも良かったと言えば良かったんだけど、1.5km位か?来た道を戻る事になるのは悔しいので京急線立会川駅を目指す。
合川駅到着は7時半頃。画像は前の記事で上げた通り。
見て分かるとおり、今回の花は朝顔と向日葵。過去2回参加したときはいずれもそのままで参加したので今回も、と思ったけど100円ショップで衝動買い(w
ヘルメットに付けた向日葵は途中止まってるときに下を向いたら落ちてしまった。走行中に緩んだらしい。


大井ふ頭、みなとがおか公園着は7時50分頃。既にそれなりの参加者が到着。
:W450
スタッフもスタンプを手にしている。開設時間前だが、OKらしい。1個目のスタンプを貰って8時ちょっと前と言うタイミングでスタート。
直後、都道316号線で信号待ちをしていると、後ろから信号無視をして突っ切っていく馬鹿ロードが多数。
「ありゃあ駄目だよねぇ、ちゃんと信号は守らなきゃ。」と後方で信号待ちのロードに乗る年配の男性。いや全くその通り。
こちらは14インチとは言え、規定内でフィニッシュできる可能性が十分あることを確認してるから、後は本番で実行するだけ。
違法行為をしてまで速く走ることしか考えない馬鹿ロードと違って、急ぐ理由は何もない。そもそもレースじゃないし。


最初の信号待ちは赤信号を無視するロードの方が多かったような気がするが、そう言う事をする連中は早々に視界から消えるので、残った参加者はキッチリ信号を守りながら次のチェックポイントを目指す。殆どは芝公園を目指してるようだが、コレは当然の選択だと思う。


しかし、幾ら「それなりの」速度が出せるとはいえ、ロードのそれとは基準が違う。東京タワーを見上げるくらいに差し掛かる頃には一人で走ってる状況に。コレがミスを呼んでしまった。
開催前の時点で、豊洲のポイントは「予定」と付記されていた。それから猿江恩賜公園は今回初めて使われるとあって、この2ヶ所は具体的に何処にチェックポイントが置かれるか気にしていたのだが、芝公園のそれが前回の場所と違う事を見落としていた(爆)
去年チェックポイントが置かれた場所へ向かってしまい、間違いに気付いて迷走。少々タイムロスしたが十分許容範囲。


続いて日比谷公園
:W450
春にリンプロジェクトの浅草ポタリングにレンタサイクルで参加した女性がスタッフとしてそこに。確かそんなことを行っていたような気がしたと後になって思い出したが。
彼女と少しリンプロの話をする。ところで、今回の為に買ったアイテムがある。先日発売になったステテコロングパンツである。通気性が良く汗をかいても纏わり付かず快適。バリバリのサイクルウェアに抵抗はあるけど普段着では不足、という人は検討の価値ありかと。
バナナとペットボトルの水を1本貰い水分補給。
出発したが路面の照り返しを厳しく感じる。既にこの日の気温はこの頃からジワジワと効いていたはずだが、この時点で自覚なし。


国会議事堂を左に見ながら永田町、赤坂見附。迎賓館裏にあたる246号の坂を上ろうと言う時点になって急に車体を重く感じる。いや元々軽い自転車ではないんだけど。
赤坂見附を抜けてすぐの辺りより、その先にある緩く長い上りに心が折れそうにorz
台地の上にある東京と言う都市は、坂を上ったらどこかで下りる事になる(はず)*1。この後に待つ下り坂を目指すつもりで(笑)ペダルを回す。


表参道を上がり、9時半過ぎ。代々木公園と言うかNHK前。
:W450
今までのポイントと違い家族連れでの参加が目立つ。子供の体力を考え、手近なポイントを回る計画?


出発直後、代々木公園のポイントを探す参加者が数組。ちょっと分かりにくかったのかな?NHKの敷地をぐるっと回り、代々木公園を右に見て10時に都庁へ。
:W450
都庁のポイントは試走の時に設定した場所とさほど変わらず。ココに来るまでに500mlペットボトル計4本消費。

上野公園のポイントは試走の時のままだとムダに遠くまで行くことになるので、その前に休憩ついでにポイントを修正。
ナビのバッテリーも残りが少ないようなので、サンヨーのモバイルブースターを接続。
大久保通りを抜けて飯田橋、東京ドーム裏。丸の内線後楽園駅付近。「地下鉄」を見上げる、東京の地形の面白さ。
:W450


新宿を出ておよそ1時間で上野公園。ココで16インチのブロンプトンを見掛ける。これが自分以外の自転車では最小径。
:W450
親子で走る自転車のナビはPSP。まぁ確かにGPSは使えるけども、どうやって自転車に?と聞くと個人で作成したマウントをオークションで落札したとか。
:W450
:W450
息子さんの自転車の前ブレーキ、アウターがレバーから外れていたので指摘して*2猿江公園を目指す。

その親子とニアミスを繰り返しながら、30分ほどで猿江恩賜公園
:W450
:W450
ココでナビの異変に気付く。使用してるNV-U35のバッテリーは、外部から電源供給を受けている状態では残量表示が消える。また充電できない温度になってる場合残量表示の上に温度計を重ねたマークが表示される。今までも高温になると表示されていて残量が分からなくなるので警戒していたんだけど、見たことの無いパターンが。
ナニが起きてるのか判断できず戸惑ったが、放置しても画面が消えないことから外部電源の供給は正常と判断、兎に角フィニッシュさせるのが良かろうと、念には念を入れサンヨーのモバイルブースターを新兵器、パナのモバイル電源パックに換装して最後のポイントへ。
見たことの無いバッテリー表示は、帰宅して説明書を見直すと何と「高温による放電」を意味するものだった。そんなことになるほどの温度だったのか‥‥

ところでこのモバイル電源パック、サンヨーのソレと外観こそ大差ないが、地味に改良されている。

  1. ちょっとだけ高容量化(3.7V/5000Amh → 3.7V/5400Amh)。
  2. 高出力化。自分が使ってたのは正確に言うとKBC-L2Aと言う商品で、5.0V/500mAを2系統出力するだけだったが、後継のL2Bでは一方だけで出力の時は500mA→1Aに高出力化。さらにこのQE-PL201では最大1.5Aまで取り出せるように、と言う記事を見かけて飛びついたが買ってから仕様を見たら1Aのままらしいorz←追記 駆動時間はその分短くなるが、一方で出力不足でL2Aでは充電できなかった機器も充電できるようになる。
  3. 無接点充電パッド対応。これ自分は買ってないんだけど、PL201が2個あっても順番に自動で充電してくれると言う仕様。今後対応機器が増えたときに利便性を実感するはず。

ついでに言うと、L2Aでは先日買ったEX-TR100の充電ができなかった。どうもUSB出力か設計に起因するようなんだが、後継のL2Bでは充電できてるようなので、PL201でもできるだろうと。ココは半分ギャンブルみたいな所だったが、結果的に成功。L2Aでも出力や容量に不満があった訳ではないので、持ち歩く機器で組み合わせを変えるという運用になるだろう。両方持ち歩くって選択もない訳じゃないけど(笑)

最後のチェックポイントの直前、東京ゲートブリッジが見える。自転車は手押しならOK、らしい。橋と言う構造体に特に興味は無いけど、この外観は刺激されるモノがあるな。
:W450


ナビのバッテリー表示の扱いに困って多少時間を潰したが、開設時間の締め切り20分前、12時40分に防災公園到着。これにて全チェックポイントを制覇。
:W450
あとは14時までに潮風公園に到着すれば良いので、トイレの建物の影で休憩。
水分を取って一息入れたら、ナビの異変が高温に起因するなら、冷やすにはどうしようかと思い始める余裕が出てきた。
一番簡単なのは冷気に当てる、か。冷房があるわけでもないから無理。防滴構造にこそなってるが、あくまで「防滴」だから水ン中に沈めるわけにも。バシャバシャと水を掛けるのだって似たようなモノ。
幸いにも、と言うか潮風公園まではココに居るほぼ全員が目指すはず。ビッグサイトが目の前だし、ルートも難しくない。
案内が要らないなら画面を見る必要もないし、と言うことで水に濡らしたハンカチで本体を包む。走っていれば気化熱で冷えてくれるはず。
効果はバッチリだった。フィニッシュした後でハンカチを外すと、温度絡みのバッテリー警告は消えていた。

フィニッシュは14時まで、と言うことだったが防災公園からは余裕がありすぎる。13時10分、フィニッシュ。
参加記念のTシャツと完走票を受け取る。
:W450

安田団長が後輩連れて参加してたらしい。そのうちの一人に足を引っ張られ、フィニッシュに間に合わなかったらしい。チェックポイントは全部回ったんだだけどとか何とかステージに上がって言い訳。厳密にはルール違反だと思うんだが、何だろうあの態度。テレビ的にはそれでも良いんだろうけど、彼が一部の自転車愛好者から嫌われてるらしくて、何となく理由が分かった気がする。まぁ別に応援してるわけでも嫌いなわけでもないし、「フーン( ´_ゝ`)」で流すことにする。
後からツイートで知ったことなのでウラは取ってないが、左折する交差点で信号待ちをしてると、歩道へ入って左折、車道に下りて抜けて行ったとか。
ロードでなくても良く見かける光景*3だけど、「自転車乗り」を名乗るならば赤信号を交わすために都合よく歩道に入るようなマネは慎んで貰いたい。違法であるか否かとは別の基準とかポリシーとか、そう言うのがあるだろうに。
信号無視に関しては言うまでも無いけども。

ステージイベントを横目に他の参加者の自転車を見て回る。ロードバイクの比率は想像以上に高かった。以前と違ってママチャリやカゴ付きの「街乗り仕様」は殆ど目にしなかった。
そんな中見つけた前後キャリア装備のツーリング仕様。とは言え荷物は少なそうだし、近いところから参加?
:W450

数少ないママチャリ。なんと大阪からやってきたとか。フィニッシュイベントの抽選会で自転車をゲットしていった。
:W450
:W450

手拭いは大半がポケットから垂らしたり鞄に縫い付けたりする中、こんな付け方をしてる女性が。
:W450

帰りは自走するつもりだったが、レインボーブリッジ入り口を抜ける頃都心方向の空に稲光を確認。雨が来る前に銀座ぐらいに行ければ良いな、と思ったがゆりかもめ有明テニスの森駅を抜ける頃から雨が当たり始める。
もう一駅進んで市場前に差し掛かる頃には、走り続けると濡れ鼠確定。高架下で雨を凌ぐ。暫く待っても弱くなる気配が無いので、輪行に切り替える。ANTを畳んで豊洲へ向かったが、着いたら雨は降ってなかった。
:W450
ゆりかもめ豊洲駅を降りたのは初めて。この架線が延伸される日は来るのだろうか。

時間に追われる日でもないので改めて自走も出来なくは無かったが、一旦走るのを止めたら疲労感が。無理せず輪行で帰宅。
今回の走行ルート。結果として走行距離はコレまでの最長クラスと同程度に留まった。

飲み干した水分は500mlペットボトルで7本。

ところで、フィニッシュのステージイベントが終わったら「お台場口は混み合ってるので他の出口へ」とのアナウンス。
何か妙だな、と思ったら例のフジへの抗議デモだった。なるほど、後ろにフジテレビが付いてるイベントとしては、そう言うのは参加者から遠ざけたいよな。
:W450
それにしても「見たくない」と言うためにワザワザ集まって声を上げるってのはどうなんだろう。エネルギーの使い方としては非効率だと思う。

*1:尤も我が家は地形的には台地の上になるので、自走で帰宅すると坂を上って終わるorz

*2:その位直すのはワケないけど、ブレーキを素人の他人が触るのもねぇ‥‥?

*3:似たような行為が「のりりん」22話でもネタとして使われてる