IT化したANT

サイクルコンピュータなら乗り始めから付けていたが、前々から考えていたナビがとうとうANTに付いた。

選択肢は以前書いたが3つ。iPhone+アプリ、GARMINのnuvi205、ソニーのNV-U35のいずれか。
それぞれに対する印象は…

長所 短所
iPhone 3Gs 既に持ってるので安上がり
本体が縦長なので省スペース
音楽再生ができる(管理も簡単)
バッテリー不足が明白
冬用のグローブを付けてるとタッチパネルが反応しない
nuvi205 安い(マウント込で2万5千円位)
横型だが比較的コンパクト
ナビに徹してるので音楽再生が出来ない
NV-U35 大画面
国内メーカー(笑)
音楽再生機能有り
高い
デカい

ヘッドホンは否定する*1が、走りながら音楽が聞きたいので、これまでiPodコネクタに直結するスピーカーを取り付け、ネックストラップでステムに巻きつけて固定していたんだけども、ナビがコレを兼ねてくれれば多少はハンドル周りがスッキリ出来るんじゃないか、と目論んだ。
と言うことで、この時点で残念ながらGARMINが脱落。


iPhoneはシリコンケースに入れてるので、その厚みが邪魔になってジャストフィットするマウントが見つからず、また寒くなるといちいちグローブを外すのが面倒になりそうなので見送り。
結果としてNV-U35に決定。


決定したまでは良かったがタイミングが悪かった。まずこのナビ専用の自転車用クレードルが品切れ。ほぼ全国的に全滅状態。
もちろん自分のトコで注文できるのだが、決断の時点でわずかに札幌店に在庫があったかもしれないヨドバシに取り寄せを依頼してみた。残念ながら品切れになっていたようで待たされる事になったが。
入荷の連絡を貰ったのは先週半ば。ちなみに、メーカーの次回出荷は5月下旬と回答を貰ってるので*2、品薄状態の解消にはまだ時間が掛かりそう。


とにかく、取り付ける場所を探す(笑)。
取り付け場所のベストポジションはステム付近だったが、ステム上方向は畳んだ時にマウントが飛び出しそうな不安感があり、またハンドルを折り畳む時に邪魔になるかな?と言う雰囲気。ならばステムの横方向に、と思ったがコレはコレでハンドルを畳んだ時にステムとハンドルの間に余裕が無い。

フレームへの固定では、画面が低くなりすぎ、やはりハンドル周りと言う結論。


で、ハンドル周辺を見回して、このクレードルの問題が頭を悩ませた。コレが自転車関連の経験の無さ、か。実物に触れると本体とクレードルはが思いのほかしっかり固定できているが、他のパーツの接合部に比べ幅広。デカイ。
重量品を支えるためには致し方ないと考えるとか、オーバーサイズ兼用にするのは良しとしても、サイズ調整用のパーツが良くない。サイズ調整をゴムパーツの差し替えでするところまでは良いが、ガッチリ止まってる感じが全然無い。
原因は差し替えパーツの形状のようだ。ハンドルとの接触部が帯状になっていて接触面積が少ない上に、細いハンドルに対してパーツの山と谷の差が大きい*3ものだから、ゴムの弾性の分グラグラとした感じがしてしまう。

まぁ、ガッチリ固定させて振動がナビに伝わるのとどっちが良いかって問題なのかもしれないが、ココはまだ改善の余地が大いに有ると思った。
スペースグリップなどのエクステンションパーツの端っこに付けようものなら、グラグラ動かすうちに横から抜き取れそうな雰囲気。ハンドルバーにちゃんと止めないと駄目だね。


と言うことで、ライトとベルを付けていたマウントを撤去。クレードルをココへ。
猫目のEL520には退役してもらい、DOSUN M1+と入れ替え。
ナビの導入で、文字通り行き場の無くなったコンパス付きのベルもコンパスが用無しになったので別のベルに交換。
取り付け場所に悩んだが、一番出番が無い部品なので、ボトルケージ台座(笑)にセット。

これで良かったのかなぁ。分かんないがとりあえずはコレで走ってみる。
ステムに付ける良い方法があったら乗り換えよう。

*1:骨伝導ヘッドホンを使ってみた時期もあるが、周りの音がちゃんと聞こえる代わりに肝心のヘッドホンからの音量は十分な大きさとは言えず、少々中途半端だった。

*2:ユーザーの手元に届くのは5月末と言うことになるだろう。

*3:だからオーバーサイズだとこの差が小さいのでこれほど問題にならないはず