もう居ないから次は無い

もう居ない、と書いてそう言えば書けないままでいた話があったのを思い出した。
セーラームーンの音楽を手がけていた有澤孝紀氏が4年前に亡くなっていたことを最近知った。有澤氏も54歳と、まだまだご活躍頂けると思っていただけに非常に残念に思った。
世間的にはセーラームーンの方が有名だろうが、個人的には銀嬢伝ユナの音楽世界を支える方でもあって、氏の訃報はつまりこの二つが自分の中で新たな光を放つことは無い、と言うことを告げている。
新たなセーラームーンやユナを見たいか?と聞かれたら答えには迷うかもしれない。が、その可能性は閉じられた。その事はやはり残念と言うしかない。
それでも、有澤氏の紡いだ「華」のある音楽があったからこそあの作品を楽しめたのだ、とは思いたい。


今更だが、感謝。