文章を作る時には文語的表現とか口語的表現という分け方をする場合があって、自分が書くテキストは基本的には口語的表現が多い。だから、一語一語区切りながらゆっくり話す雰囲気が出る事を期待して*1句点を多用したり、「そんな事」を「ンな事」と書いてみたり、それなりに考えて文章を作ってるわけです。まッ、自分が言いたい事を言う、というスペースだから、そう言う方向になるのは当然だよな*2、と思う次第。
PCのキーボードで文章を打つ、って事を始めてから10年位にはなるかな?(それ以前はPCで文章を作ることが無かった)当時から見れば変わったことも色々あると思うけれども、ケータイで文章を打つって言うのが一番想像できなかった。
で、最近その携帯電話で問い合わせのメールを送ってくるお客が増えた。別に悪い事じゃないんだけど、どうも気になる事が。たとえばこんな問い合わせ。
送料ゎいくらですか?
物凄く気持ち悪い。いや友人同士で交わすメールなら勝手にやって構わないけど、送る相手を選んで使えって思う。
流石に答えるときにはそんなことは一切書かないけどね。
コレを気持ち悪いと感じたのは最近になってからなんだけど*3、自分にとってはケータイメールに於けるギャル文字と肩を並べる気持ち悪さ。ギャル文字の場合、主に使うであろう層がウチの商品の購入層と被らないからか見かけないだけまだマシかも。
気持ち悪いと感じる理由ってなんだろうって思ったら、一つのゲームが思い当たった。
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1992/11
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
小島氏が課題としていたのはあくまで「会話」だけど、ソレを表現する「文章」に気をつけようと思ったキッカケってこの発言なのかな、と思う。特に「賢さ」と言う基準で。
自分の目には既にひと段落付いている感のある日本語ブーム。未だその種の本を立ち読みした事すらないんだけど、句読点の打ち方って指摘されたんだろうか。
実は、上の「ゎ」以上に気持ち悪いと思ってる文章を、日常的に目にしている。
こんな感じ。
ご注文の商品は配送時間の指定が出来ません申し訳ございません。
ご注文の商品は、下記の送付先へ発送いたします。
商品は、○○日のお届け予定になっておりますのでよろしくお願いします。
ご連絡頂いたキャンセルの件承りました。
お力になれずまことに申し訳ございません。
何処を、とはあえて言わないけれど‥‥変だよね?