今年を振り返る

アニメの方はまだ何とかなって‥‥無いな…ゲームで10本とかはもう無理。
エネルギーを注ぐ時間とか1日の中で使う時間のバランスとかが、そう言う感じじゃなくなってきた。特に最近。
なら見るのをやめるとか、そう言うのを考えることも出来ず、方針としては「自分が選んだ作品が自分の好みに合っていれば良し」と言うか。
数じゃなくて、自分が楽しめる作品を選ぶ目が確かであるか否か。

まず今年のアニメをピックアップして振り返り。TVも映画も織り交ぜる。

リトルウイッチアカデミア

今年前半は完全にこれ。

幼い日に魔女のショーを見て、後を追うことを決意した少女、アッコが主人公の魔女っ子モノ。決して「魔法少女」ではないことに注意。
生まれつき魔女の家系ではなく、全く魔法が使えないアッコが魔女育成学校「ルーナノヴァ」に入学、自身に降り掛かったり周囲で起きた騒動をドタバタの末に結果として解決すると言う、ゲラゲラ笑ったりハラハラさせつつほっこりした気分で終わる、本来なら週末の夕方とか子供が見やすい時間帯が似合いそうな内容ながら、リアルタイムで見るのが恐らく大人ばかりであることに贅沢感を得られた良作。
パイシーズ先生がクール(笑)あと色んなスーシィ。


映画館で行われたマンスリー上映会にも、振り返れば全て参加してた()そのくらい気に入ってたんだなぁ自分。久し振りに円盤買い揃えたし。


後半はアッコが魔女を目指すきっかけとなり、現在は姿を消した魔女シャリオの秘密を知る人物、クロワの登場と共に不穏な空気を帯び始める。
そんな空気を読まずに突然ロボットアニメになる18話がまた素晴らしい(笑)


アッコと対象的にエリートの家系に生まれ事ある毎にアッコと対立してきたダイアナが、自ら当主となるためルーナノヴァをやめる決断をするんだけど、その時のアッコの行動がダイアナとの関係を一変させる。
そして、自分とシャリオとの間に存在した「ある事実」を知ったアッコが心を閉ざすのだけど、凍てついたアッコの心を溶かす熱量を秘めたダイアナの優しい語りが(語彙喪失)
このシーン、ダイアナを演じたのが日笠陽子さんでホント良かった。


物語は、アッコが持っているかつてシャリオが持っていた杖の本当の力を開放しようとしていたクロワの狙いが的外れに終わり、シャリオに出会うことで一段落する‥‥と見せかけてクロワが放った仕掛けが暴走する最終回へ。
行き先不明のまま飛び続けるミサイルをバックに浮かぶタイトルロゴと言う、魔女っ子アニメと思えぬ始まり方をした最終回は、仲間のと共にミサイルに対峙し、アッコが得意とする(と言うかほぼ唯一使いこなせる)変身魔法で無力化していくアクションシーンが見どころ。


ラストシーンでは今日こそ飛べる気がする!とホウキに跨るも相変わらずのアッコが、出会った頃のような冷めた態度で言葉をかけるダイアナ、そして二人を囲む人たちの中で一つ成長を見せて終わる。
終わるけど監督はまだ続きの物語を考えているようだし、スタッフも相当この作品が気に入っているようで、続編を作りたい気持ちを強く持っているとイベントなどで何度も聞いたけど、会社的にはまだ他に企画もあって制作ラインが、と言うことなので「いつか」を心待ちにしたい。
ラブライブ!の再放送は否定しないけど、こう言う作品も同じ枠で扱ってほしいなぁ、NHK


実は堀江美都子さんと日高のり子さん、大ベテラン二人が絡むシーンがある地上波のアニメって調べた限りではこれが初めてではないかと思うのだけど誰か検証して。

ゲーム化されたけどPS4を持ってないと言うのが半分くらいの理由で買わなかった。なのでそっちに関してはノーコメント。


非常に残念なのが、前作「魔法仕掛けのパレード」の脚本や今作のシリーズ構成を務められた島田満さんが、BD/DVDシリーズ全巻の発売を見守るように先日亡くなられたこと。
58歳と亡くなるにはまだ早いと思える年齢と、これまで携わった作品をそうと知らず多く見ていたことに驚いた。

けものフレンズ

サービスが終わったゲームのアニメ化と思ってスルーしてたら考察班が出来上がってると聞いたのとネットの振り返り配信をタイミング良く見ることが出来たので、遅ればせながら7話から録画で追跡。
普段は1話を観なかったら、続く話が面白いかった時に最初を見逃したことを後悔しそうなのが嫌で「縁がなかった」と割り切って観ないことにしていたのに、追っかけてしまったのだ。内容について今更言うことはない。


で、2期に関してたつき監督が、と言うかヤオヨロズが外された話。
どうも降板理由がヤオヨロズ側とカドカワ&製作委員会側で噛み合ってないと言うか、製作委員会側がヤオヨロズに作らせたくない、が真意のように見える。それで誰が得をするのかは想像できないけど。

ソードアート・オンライン オーディナル・スケール

脇・枕・輸送ポッド、と以前ブログでは書いたけど他になにかあったかな、と振り返ったが「アイドルでユナと言ったら神楽坂だろう」と素で思ったんだった。
VRにダイブしているときのリアルでの肉体の扱いがどうもさぁ、と思ってしまうのでSAOの方が人気が有ることは認めつつもアクセル・ワールドの方が個人的には好きだったのだけど、ARとなれば話は別。
あと今作はシノンの立ち位置とか振る舞いとかが気に入ってたとあとで気づく。

サクラクエスト

東京での就職活動に活躍を祈られ続けた女の子が雇われ国王となって奔走する、PAワークスの「働く女の子」シリーズ。いわゆる「街興し」なんだけどそれに関しては門外漢なのであえて触れない(笑)。
他所者がやって来ただけでトントン拍子に全てが上手く行くなどというファンタジーでは全く無かったのだけど、だからこそ面白かった。
一番ファンタジーだったのは主人公の髪の色(笑)

RWBY Volume 1-3:The Beginning

シリーズ自体のことは過去に書いたので脇に置いておく。
当初の予想通り「4」公開に合わせて、本来の群像劇的構成を概ね主人公ルビー視点に絞って再構成。
本来の2/3くらいの尺に詰めないといけないので、まぁそうなるよね、と。
決して放送局も多くなかったけど、映画館へ行くか円盤を買うかだったシリーズが地上波で放送されたのはファンの一人として嬉しかった。
アクションシーンがホント格好良いので、今からでも遅くない、見て。あとVol2のOPも。


海外作品なら当たり前に存在しそうな「字幕版」がこの作品には(商品的には)存在しなくて、YouTubeで公開されてるオリジナル版を繋いで日本の声優陣が声を当てたものが「日本語版」として販売されている。
そのせいか、声優陣のコメントなどを読むと「海外作品の吹き替えをしている」つもりのようなんだけど、企画の意図を考えると日本語版こそが彼らの望んだ完成形のような気もする。

フレームアームズ・ガール

今やニチアサくらいでしか見られなくなった「スポンサーの(円盤以外の)商品を売り込みたいが故のアニメ」と言うのを深夜アニメ枠で見たのは初めてかもしれない(笑)
「パンツじゃないから(以下略)」よりも露骨なFAガールのデザインは放送前には確かに下着じゃないけどさぁ、くらいの気持ちだったんだけど、オーナーになるのが女の子で良かった。少年だったら下ネタ扱いにしてたと思う。
あと作中でシャープのロボット掃除機が出てきたことがツイッター上でコラボって言わずに癒着って呼ばれたのも印象的だった。

ナイツ&マジック

原作未読だったけど、ナレーションで「あ、端折ったな」が露骨に分かって笑う。
それなら2クールでじっくりやっても良かったんじゃ‥‥と後になって思うけど、主婦の友社ラノベ初アニメ化ってんでそこまでの冒険はできなかったか。
内容的にも一段落着いたと思えるトコロで終わったけど、端折った代償は大きかったみたいで既刊の半分以上を一気に駆け抜けた模様。2期があったら見たいけど、エピソード貯まるまで時間掛かるぞ、このテンポだと(笑)


「そうですか、では‥‥貴国におけるシルエットナイト*1の開発・製造に関する全権、及び流通を管理する権限、加えて全ての騎士団の優先指揮権をボクに頂ける、と言うことですね」敵将に望むままのものをくれてやろう、と誘われて主人公エルが返したセリフ。「待て、何の冗談だ?」聞き返してみたら冗談じゃなかった。笑うに決まってるだろ。

メイドインアビス

可愛いメインキャラ、それを囲む度し難い奴ら、美しい地下世界、キッツい展開。
放送開始直前まで見るか迷ってたし、特に最終回は1時間枠と言う事以上に見続けるのにエネルギーを要したけど、選んで良かった。

キノの旅

こう言う作品好きなんだがタイミングが色々合わなくて、ようやく動いてるキノを見られた、と言う感じがする。
アニメの後書きとか初めて見たわ。目で追うの大変だったぞ。

つうかあ

パートナーが必要な乗り物ってシナリオを考えやすい点でもいい素材だと思うし、キャラデも初めての人のようで悪くは思わなかった。
思わなかったんだけど、イマイチ夢中にはなれなかったんだよねぇ。時間が割けなかったのもあってまだ最終回見てないあたりで察して欲しい。

ガールズ&パンツァー最終章 第1話

初日の舞台挨拶のあと立川で3回、その週の平日仕事帰りに1回、今のところ僅か5回(笑)
冒頭「やったか!?」からの流れが美しい(笑)そしてどう言う理由で戦うことになるかと思ったらそれかい!ところで白目剥いた桃ちゃんは大学選抜戦帰りの船内*2か?
サメさんチームの由来は「陸上戦艦」「船舶課」辺りから「海の生き物!」でサメと考えてる人をツイッターで何度か見かけたけど、それじゃサメに絞り込むには弱いでしょ。大洗水族館と言えばサメ以外にもマンボウと言う個性的な生き物もいるんだし、補強材料としてアオザメの横顔見てごらん、と言いたい。
絶対ローソンのコンビニ船出ると思ってたんだけどなぁ。
「あ、ホイ」特に優季ちゃん推しではないけどココは聴き逃してはならない。萌え死ぬがよい
いつもケーキ食べてて可愛いマリーさん率いるBC自由学園はそう言う作戦かぁ。立案者は不明だけどマリーさんだとしたらこれまでで一番のクセ者だと思う。
キャスティングは指名だったらしいけど、多分「撤退!」のあのトーンが欲しかったんだろうなぁと勝手に想像してる。正体を隠してる感と言う意味で似たようなキャラを思いついたけど考えすぎだろうな。
この大会を通じて桃ちゃんが隊長としての才覚を身につけると言うかそう言う展開になるんだろうか。その辺も楽しみ。


他も見たものはあるけどこんなところかなぁ。
今年は昨年の早見沙織さんに引き続き、日笠陽子さん演じるキャラともよく出会った印象。


この年末くらいから「日本のアニメは世界一じゃない」的な意見を散見するようになった。商業的にはディズニーのほうが強敵だろうけど、共存は出来るんじゃないかな。韓国の事情は情報がないけど中国に関しては少くとも作画に関しては格下と思わないほうが良いのかもしれない、くらいには考えている。
ならば日本はダメなのか、と言うと現時点では以前からのアドバンテージがまだあると思っている。でも日本のアニメの良さって作画なのかって言うとそうじゃなかろうと。
努力の仕方を間違えなければ、まだ打てる手はあるはず。


ゲームの方は思い出したようにエースコンバットを時々。カムバックボーナスも何度か貰ったが年明けには終了するらしい。
残念といえば残念だけど、既に「7」も見えているしねぇ。致し方あるまい。ソウルエッジみたいに知らぬ間に終わってしまうより良かろう。
で、その「7」とガルパンを睨んでそろそろPS4導入を準備。まずは電源コードを刺すところとLANケーブル(笑)


アーケードの方は去年の不知火舞参戦をキッカケにDOA5に復帰、以後コスチュームコンプしてレイファンを週1回位で継続中。
同じくらいのペースでドラゴンボールZENKAIバトルロイヤルのアドベンチャーモードも。


スマホでは主にゴシックは魔法乙女。今年は初めて僅かばかりだが課金。総額でも5000円に届いてないのでホントに僅か。


今年は年賀状作る時間なかったなぁ。部屋の掃除なんて以下略。
さっきようやくサークルチェック。これから風呂に入ってさっさと寝てコミケに備える。

*1:作中でのロボットの呼称

*2:劇場版エンディング