ANTには、畳んだ状態で転がすための車輪(キャスター)がある。BB下にあるので展開してる状態ではチェーンリングに隠れて(ちょっとハミ出て)いるが、フレームを折ると接地する仕組み。
シートチューブ直下なので角度がついている。そのため、キャスターが真っ直ぐに固定されていないと押した時に勝手に曲がってしまう。スケボーで曲がるときにボードが傾いてる、あの状態である。
真っ直ぐなら弄る必要がないので長いこと放置していたのだが、最近何となく勝手に左に曲がるようになってしまった。押し歩くのに不便なので、調整しようと思ったのだが、いざパーツのボルトを緩めてもシートチューブの中に部品が残ってしまった。固着してしまったらしい。
ちょっと困った。どうやって外そう。パーツがあるのはシートチューブの底のほうで、引っ張り出すことは出来ない。つまり反対側から叩き出すしかない。が、シートチューブは約40センチあって、その程度の長さの硬い棒が必要だ。叩く道具はハンマーが有るから良いとして、棒の方は細すぎたり平べったいのでは役に立たないだろう。四角い木か、金属の棒。
そんなモノ、我が家にあったかな。
半日くらい考えて、メタルラックの脚があったことに思い当たる。70センチくらい有ったはずだ。
で、無事取り出しに成功。
ANTで一番面倒なのはブレーキなんだけど、ソコは今はあえて放置。
