順序

販売規制の話の続き。7月14日の発言から。

それから、未成年に「売らない」と言うのが必要だと言う意見は多いけど、親の「買い与えない」と言う意思も必要だし、中学生だろうが高校生だろうが未成年である限りは子供が何を買っているか管理・監視する姿勢が保護者にも必要なんじゃないかな、とか。自主性を重んじるのと放置するのって別だからね。

「親の管理・監視が必要」って書いたけど、自分の子供に関心をもって接するのは親としては当たり前の話しだよなぁ、と思いながらこんな表現を使いました。もし親としての立場にある誰かがこの一文に触れたとき、こう言う当たり前であるべきことを自覚してもらうのって大事なんじゃないか、と思うので。父親になる自分が想像できないのに何言ってるんでしょうね(笑)
ところで、有害規制監視隊と言うサイトの記事に興味深い物を発見。
■神奈川県・埼玉県等 ゲームソフトの「有害」指定 保護者は判断力の育成を重視
ゲームの暴力表現について、どのような対応が必要と思われるかなどをたずねています。
この問いの中では小学生保護者の約54%、中学生保護者の約48%、高校生保護者の約41%が対応策として「法的な規制が必要である」に肯定的な回答をしています。
法的規制に肯定的なのは先日のはてなアンケートでも傾向として見られたので驚くほどではないのですが、「子ども自身の判断力を育て、暴力表現の影響を防ぐ」「親の責任で暴力表現の影響から子供を守る」「ゲーム制作・販売における自主規制」などの対策に対して肯定的な回答をした保護者の方がずっと多い、と言う点*1には大きな意味があると思います。法で規制することを否定はしていないかもしれませんが、もっと求められている対策があるのではないでしょうか。

郵政民営化よりも求められてることがあるはずでしょ?みたいな話ですが。

*1:一つ一つは計算していませんが「法的規制が必要」と答えた人数より20〜50%くらい多いようなので十分有意差はあると思います。