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あまり政治の話題ってしたこと無いつもりだけど。

プライズのフィギュアが溜まってきた割には買う買う詐欺を実行中(笑)で飾る場所が確保できていないものだから、昨日思い切って一部をアキバに持って行って売ってきた。
売値を見てずいぶん高い設定してるな、と思ったのでこれならまぁ*1それなりの値段で買い取るだろうと思ってたのだけど、売価の半分から1/3くらいか。キャラでバラつきはあるが概ね予想の範囲。多少低めだったけど、ケースの代金が確保できた。


小遣いが出来たので、国会前でやってるデモを見物して帰ろうと思い立った(間違っても参加ではない)。
ハンガーストライキと銘打ったゆるゆるダイエットの目の前で、マクドナルドのポテトを頬張ってみようかとか、なんなら差し入れでも等とツイッターで冗談を交わしてみたが、結論から言うとデモの正確な場所を知らなかったので迷って冷めたポテトを差し入れるのもと諦めた。


諦めて正解だった。


銀座線虎ノ門駅から議事堂へ向かい、虎ノ門交差点に差し掛かるところでざわつきが聞こえてきた。が、たくさん聞こえる感じでもない。
要するに拡声器の声が響いているのである。場所はどうせ正面だろう。距離は200〜250mってところか。


そう思ったとたん「ど真ん中に行くのはやめよう」と思った。あの空気の中に居られる気がしなかった。
夕方と言う時間のことを差し引いても、体感的にはコミケの混雑に比べるとだいぶ少ないな、とは思った。あとで画像を使って検証したツイートも散見したけど、主催者側がずいぶん盛った感は残った。参加者の入れ替えがどの程度あったか分からんけども、物理的に入りうる人数とヒトが流れる余地を考えると、35万人が集まると言うのはコミケレベルの誘導と混雑時の要領を得ている参加者がいても実現できるだろうか、と言うか不可能だろう、が実感。12万人というのもどこかで破綻すると思う。


今日になって思い返すと、響く怒号を聞いてあそこから感じたのは「狂気」だった。
コミケの空気も狂気と呼ぶ場合があるし、興味の無いヒトにはそう見えても仕方ないかもしれない。でも決定的に違うのはコミケは(「正しい」かは別として)アニメやゲームやその他諸々、或いはコミケと言う場であったりが好きな人間が「ポジティブ」な感情を持ち込んで集まる場だけど、あそこは安倍政権を否定する「ネガティブ」な空気しか感じなかった、ということ。


あれはね、そう言うものを纏っている人間じゃないと近付いちゃいけない。そう判断した。
怒りってのはちゃんとコントロールしないとロクな事にならんよ。

*1:セガプライズのラブライブのシリーズだから