コトは一昨日の朝に遡る。
予定らしい予定も無かったので、折り畳み自転車らしく鉄砲玉になってみるコトにした。気力なり体力なりが尽きたら休むか電車で帰る、と言う予定も何もない片道ツーリング擬き。
甲州街道に出て、ふと荒川の名が浮かんだ。
3月の荒川センチュリーライドが地震で中止になったのがまだ何処かで悔しかったのかもしれないが、車道を延々走るよりは良い風景が楽しめるだろうと思ったのも理由の一つ。
スタートだった葛西臨海公園までは、行くだけで十分体力を使うコトになるので、東西線で西葛西駅へ。軽く腹ごしらえして葛西臨海公園に。
少し時間を潰し出発。ANTを受け取ってその日に走ったのが荒川で、それ以来走ってなかったんだなぁと思ったが、京成押上線を越えた辺りで突然転倒。
幸い、居合わせた方々に傷の消毒をして貰い、他の自転車乗りの方にも声を掛けて頂いた。
で、ANTに貼ったステッカーを見て、「(サイクルハウス)しぶやなら直ぐそこだから、回収来られるんじゃない？」と言われ店とそれ程距離が無いコトを思い出す。
電話をすると、生憎店が混んでいて1時間位掛かりそうだとの返事。
声を掛けてもらった方々を見送り、自宅に電話。怪我の方は擦り傷程度だったが広範囲なのでやはり病院を探す事に。
自転車を持って病院に、と言うわけにもいかないので、道路に出てタクシーを捕まえ、サイクルハウスしぶやに。
破損はBB直上、前後のパーツとの関節付近。店の話では見たコトのないケースとのコト。メーカーが動いてないので月曜日に対応を確認すると言う話に。
ANTを預け、救急車を呼ぶ程の緊急性を感じてなかったので、消防に電話、治療可能な病院を紹介してもらった。
数度会話をするウチに、噛み合わせに違和感を覚える。
病院で医師に伝えると、顎が外れてるようだとの話。レントゲンを撮り、下顎骨折を確認。禁食を命じられる。
出先での事故なので、自宅に近い病院って事で杏林大学病院に紹介状を書いてもらう。
9時半頃だったか、帰宅。入院に関して杏林の救急に電話すると、今日行くと聞いていたらしい(笑)眼鏡の片玉が外れ新調しないといけないので、明日午後に行くと伝え就寝。
ココまでが一昨日の大体の話。
起きてる時はどうってコトないが、寝た後が困った。関節付近を骨折したので、左の下顎は筋肉だけで支えられている状態。仰向けに寝ると、骨の重さで顎がズレ、口がわずかに開いたらしい。目が覚めたら口の中が乾いてんの。あ、こうなるのか、そうだよなぁ…と乾いた口を舐めながら思った。
近所の眼鏡屋で眼鏡を作って貰い、病院へ。日曜日で事務がちゃんと動いてないので緊急入院と言う形で入院。
簡単な検査を幾つかやって終わり。
病院の生活で一番大変なのは睡眠時間だと思った。だって、深夜1~2時に寝て7時に起きてたのが、9時消灯、6時起床だって。普段の倍近い睡眠時間。流石に目が覚めた。2時半頃(笑)その後中々寝付けなくって、悶えるウチに空が白み始めたのに気付く。
眠り過ぎのせいか、軽い頭痛。まぁ身体が起きれば収まるだろうと思ったら案の定。
「検査を幾つか予定してます」と朝食の時に言われたが、体温と血圧＆脈拍を測って昼食。
代わりに2時半過ぎから立て続けにレントゲン、心電図、呼吸器の検査。
その直前、サイクルハウスしぶやから電話。
ANTは修理可能だそうだ。折れたフレームを交換するそうで。
…どうやって直すんだろうと思ってたが、折り畳みだから関節でバラせるんだよなぁ。
で、この時間になってなお、入院の手続きは終わってなかったり(^_^;)
