行方不明

実は今月、ピンチが訪れていた。

後から思えばあれが予兆、と言うのはあった。

5月の末だったか、お袋が「電気代どうなってる?」と聞いてきた。

前の家では東京ガスと纏めてお袋の口座から引き落とししてて、仮住まいへの引っ越しの時は一緒に処理して普通に使えていたし、戻ってくる時も同じように、と処理を頼んでそのまま使っていたので「ガスと一緒でしょ?」でその時は終わっていたのだが。


半月ほど前。東京電力から「電力会社から解約の連絡が来たから、何処かと新しく契約しなかったらお宅の電気を来週止めるよ」と言うハガキが突然届いた。

不思議なことに、解約になった電力会社が何処なのかは記載が無い。とは言え「何処とも契約してないんだから止めるよ」と言うのはスジの通った話。いやなんでガスと一緒に…一緒に?

東京ガスからの「転居の手続きが終わりました」と言う通知のハガキは残っていた。が、お袋の通帳を見ると、2月からの引き落とし額がそれまでより明らかに少ない。これ多分電気代入ってないんだ…。

その週末に代理店に電話して担当者に来てもらった。何故電気代の請求が無かったのかはその時点ではハッキリしなかったが、とにかく現時点では何処とも契約してないので電気が止まってしまうのは確かなので、契約を済ませた。先週の連休で止まるかもだったのだが、なんとか回避。


で、都合半年分の電気代は?

契約に来た担当さんによると、契約してることになってたトコロから請求が来ると思います的なことを言ってたけど、それならこんな事態にはならないのでは…(笑)いや踏み倒すつもりは無いので、ちゃんと請求が来るなら払うけどさ。

最近観た劇場アニメ2題

映画館で見る作品を何で決めるかと言うときに、観に行った映画の上映前に流れる予告編と言う場合が時々ある。

「映画大好きポンポさん」もそのパターンで、映画化決定のニュースで作品の存在を知った程度。事前情報はほぼ無い状態で観に行ったのだが。

まぁ結構な密度の作品だった。それでいてラストのセリフがあれ、と言うのが実に綺麗。で、後からキャスティングを確認して新人とベテランの重ね方にニヤリとしたり。

スイスに渡ったポンポさんの頭の上に蝶が止まってるの良いなぁ。

上映館数少ないのが勿体ないと思っていたら上映館拡大の知らせが。もっとも都内は一つだけ。勿体ない勿体ない。

 

失敗したのは「劇場版 レヴュースタァライト」。

もっと早く観に行くべきだった。TVから全く観てなかったので迷っていたが、ある感想ツイートを見掛けピンときた。渋谷で一度観ただけだが観終えた直後の気分は「マッドマックス怒りのデスロード」の時のそれ。これガルパンなんかと同じで「円盤を買っても自宅では設備が貧弱過ぎて」となるパターン。間違ってもスマホの配信で見てはいけない。悔やまれるのはパンフすら手に入らなかった事。ヤフオクを探すのもなぁ。

散髪

3年ほど前の記事で「一年半ほど散髪してない」と書いてた。2016年の暮れ頃に髪を切ってから(途中揃える程度にハサミを入れた事はあるが)4年半ほど伸ばし続けて、周囲には「切るのは家を建て替えて落ち着いた頃にでも」と言ってきたが、少し前に運転免許の更新通知が届いた事で「この髪と髪型が5年…」と言うのは流石にやめた方が後々のためだろうと思った。

思えば10年前、東日本大震災の翌々日に予定されてて中止になったサイクリングイベントの個人的なやり直しのつもりで出掛けたサイクリング中にANTの事故が起きて、顎の関節にボルトを入れた状態で免許を更新したのでその時の写真は左右で顎の線が少し違う写真を使うことになった。あの時は仕方ないことだったが、今回は回避できる。

近所の理髪店でばっさり落とす。

まだ後ろ髪をゴムで纏めてた時の感覚が少し残ってる。またここから伸ばし…はしないだろう(笑)


散髪前後を撮ってはおいたが、おっさんの後ろ頭に需要があるとは思えないので、画像は上げない。

1年半越し

2019年秋のサイクルモードでで知り、クラウドファンディング売ってるのをで見つけたDOSUN AF800が、GW明けに届いた。

左が今まで使っていたAF500。幅も高さも若干スリムになった。でも明るくなったし、バッテリー容量も増えている。その分手に持つとずっしり感が。

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テーブルに置くとこんな感じ。AF800の方は横方向にも明るくなった。

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並べて天井を照らす。AF800は下方向、つまり足元もより明るく。

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とは言え、自分はこのメーカーのを使っているから欲しかったのだけど、このクラスのライトをクラファンを使ってまで今手に入れる価値があるかと言うと正直ちょっと微妙なポイントが。それが「充電はミニUSB」ってこと。

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オーライト RN800って言う同じ800ルーメンの製品があるんだけど、そちらはUSB-C搭載。なのでそっちは端子のオモテウラがないし、充電時間も短い。

もっともRN800はこちらと違って配光はまん丸、ただの懐中電灯である。あれが比較する相手はキャットアイのVOLT800だろう。上のように上部をカットした配光のライトとして差別化は可能だと思う。

 

とりあえずAF500は従来の位置のまま、ハンドルにAF800を追加。こうなった。

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ただハンドルをたたむ際にマウントが微妙に干渉するため、畳んで広げるとライトがやや下向きになってしまう。イチイチ調節するのも‥‥なので、なにかいい方法ないかなぁ。乱暴な方法としてはVブレーキに取り付けるライトホルダーってのを以前見掛けたので、何処かで探して‥‥。

 

 

14インチ車のVブレーキの高さにライトとか実用性皆無だろ。

 

今期アニメ途中経過とか。

もうこの状況に慣れてしまったというのは結構怖いものだと実感している、3度めの緊急事態宣言。うちの会社もやはりそっち側のようで、取引先に来社してもらっての商談は控えているがいつもどおり出社。正直自宅からリモートでやれるとBGMが選び放題なので落ち着くんだが。と言うか荷物の整理がままならぬ。

 

今年からTOKYO FMで早朝に早見沙織さんがMCの番組が始まっている。熟睡してる時間なのでRadikoのタイムフリーで聞くついでに録音もしてみたりして、前回の緊急事態宣言では自宅勤務中のBGM代わりにしていたが、出社するとなると聴取に当てる時間がなかなか‥‥。ちょっと勿体無い気がしている。

悠木碧さんが実に楽しそうな「蜘蛛ですがなにか?」、前期は見送ったけど今はダイナゼノンの次の時間に放送しているので、時々見ている*1。で、出演してるの知らなかったのだが、こちらにも早見さん出演中だったとさっき知った。まぁなんと言うか、自分が見てきた範囲では接してこなかったタイプで、喋りが実に新鮮である。

早見さんの声は癒やし系だと思うが、「バイオレット・エヴァーガーデン」を経て「聖女の魔力は万能です」を見たことで石川由依さんもそっちにカテゴライズするイメージがようやく固まった*2。現世では目が根っ子眼鏡っ子OLだったセイさん、転生直後も掛けてるけど原作では眼鏡掛けてないよな‥‥と少し番組を見てて思ったのだが、2話で目の下の隈を取る化粧水を作って使ったら、視力が回復して眼鏡が不要に。掛けようとした眼鏡を置くセイさんに「あー‥‥なるほど(笑)それでか‥‥」と思った頃、Twitterの実況勢は絶望と悲しみの底に沈んでいたのが面白かった。思っていた以上にセイさん表情豊か(控えめな表現)なので実に見ていて楽しい。

*1:普段やってるスマホアプリの時間に割り当てることも多いが

*2:今更と思う人もあろうが、出演声優で見る番組を決めることをしないので名前と声がなかなか一致しないのである

看板の偽り?

随分前から自転車のライトは配光を気にするべきだと思っている。

もちろん一定以上の明るさは当然だけど。

 

2010年にM1+と言うのを買って以来、台湾のDOSUNってメーカーのライトをメインにしている。

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で、2019年のサイクルモードでAF500の後継、AF800が発表されて以来国内販売をいつどこがやるのか気にしてたら、クラウドファンディングでやってたみたいで。

camp-fire.jp

 

トップの画像に「日本初上陸ブランド」って出てるけど、たぶん再上陸の方が適切じゃないかな。キャットアイとかノグみたいな知名度は恐らく無いけどモノは信頼できると思いますよ。自分は過去記事にあるくらいには長いこと使ってるので。

2021冬アニメ振り返り

劇場アニメとしては「プリンセス・プリンシパル プリンセスハンドラー第1章」から。

久しぶりに映画館へ足を運んだ気がする。

主役を演じた今村彩夏さんが残念ながら引退されて、古賀葵さんに交代。ニュースを聞いた時は失礼ながら声がイメージできなかったので、実際に聞いてから判断と思ったけど、全然違和感なく収まってて安心。

戦車道連盟の理事長以来の飛田展男さんの演じる老人。Zガンダムカミーユとイメージが違い過ぎてあの時は戸惑ったが、理事長からこれなら分かった。

 

あと「プリキュア」。

東京駅前で早速ゆめアールに興じるのどか達と一緒に外に出てるヒーリングアニマルを見て「おいおいそんな堂々と空飛んでたら‥‥」あの空間なら誰も気にしないか、って思ったのにお母さんの声に反応してしっかり隠れてやがる(笑)

エゴエゴの「イッチバーン!」に笑う。

和装ベースのパートナーフォーム、ちゃんと足元がパンプスやヒールじゃなくて下駄になってて、地面を蹴る足音もヒールのような「カッ」じゃなくて軽やかな下駄の「カラン」って音になってるのに気づいた。

ゲストキャラのカグヤを演じるのは、見たアニメで出会ったのは「若おかみは小学生」以来の小林星蘭さん。時々おっこ*1が顔を出す。

お話としてはお母さんが頑張る話、でもあるような。

重ねるのはネプチューンじゃなくてメモリージーン。

 

ようやくの「ガルパン最終章3話」。

冒頭の夜戦はセリフも音楽も無く映像と効果音だけ、と言うシーンがあり、以前出た「DEEP PANZER CD」を思い出す。TVシリーズのシーンから効果音だけ抜き取ったトラックがあるんだけど、あの世界。緊張感が凄い。

まだネタバレ全開で行くのは早いかなーって思うのであまり詳しくは書かないけど「そこで終わるー!?」感は過去最高だと思う。

 

 

TVの方は遅れ馳せながら再放送で「よりもい」観た。観て良かった。

11話、報瀬の啖呵を名シーンと呼ぶことに全く異論はないのだけど、言葉の選び方が巧みだなぁって少し後になって思った。

私は日向と違って性格悪いからハッキリ言う。あなたたちはそのままモヤモヤした気持ちを抱えながら生きていきなよ!人を傷つけて苦しめたんだよ。そのくらい抱えて生きていきなよ!それが人を傷つけた代償だよ!私の友達を傷つけた代償だよ!

「そのくらい抱えて生きていきなよ」 のそのくらいってどのくらいなんだろうって。重いのか軽いのか。もちろん報瀬には重いからこそ出てくる言葉なんだけど、「元」友達にはどうだったのか。「そんなに重いと思わなかった」らその軽さとの落差は鋭く自分を傷つけたはず。そして報瀬から見ても、「軽いのなら大した事ないでしょ」って挑発としても解釈できるなぁって。

 

 「無職転生」は1話の作画見て決めたような気がする。キャスティングの巧さみたいなのもあるんだけど、たぶん美術とか小物とかそっちに手間掛けてるなって思えたのも大きい、と思う。

 

分からないのは「装甲娘戦機」。

ダンボール戦機も装甲娘にも手を出してないのに、なぜ見ようと思ったのか。たぶんS.S.I.I.V.A.の呪い(笑)

突然並行世界に飛ばされて、だいたい死ぬために出てくるゲストキャラが毎回居るくらいにはハードな世界なのに、妙なところが緩い作品だった。所謂総集編回みたいなのが一度あるんだけど、新作部分は口元を隠したり目元アップにして全然動いていないとか、主人公チーム一行の足取りを振り返る割には移動に使ってる装甲車のAI以外の全然セリフが無いことにEDクレジットで気付いたとか。

しかし主人公チームの一人が地元出身とは全然気づかなかった。まさかそこが首都になってる世界からやって来てたとは。実況ツイ見たらだいたいゲラゲラ笑ってた。なお主人公が住んでるところは首都ではなかった模様()

 最終回の終わり方も不思議な感じが残った。チョイスした理由もだが、毎週気にはしてたんだから良かったと思うけど、何が良かったのか良く分からない。それが良かったのではないか、みたいなところをぐるぐる。

 

「トロプリ」は前作から随分変わって、少なくとも前半はまなつの顔芸を楽しむ作品になりそう。

 

これからの部分では「SSSS.DYNAZENON」がグリッドマンに続く位置づけになるようなのでチェック。女の子が主人公って言った時は10代半ばとか女子高生くらいなのが普通と言うかよくある話だけど、原作のイラスト見てお姉さんっぽいのはちょっと珍しいかもって思ってた「聖女の魔力は万能です」が始まるのでこれを予約。個人的なメインはこの辺かな。

*1:若おかみは小学生の主人公