映画をハシゴするには映画館は動かないほうが良い。
条件が良いということで久しぶりに立川で9日の公開を迎えたコードギアス→シティーハンター→コードギアスとハシゴすることにした。
まとめて発券したが2枚しか出ない。まさかと思ったらシティーハンターの方は初日(8日)の上映を予約していたと言う失態。映画の方は楽しませて貰った。
コードギアス 復活のルルーシュ
悲劇と不幸があってこそのコードギアス、と思ってた人には不満があったかもしれない。自分はこれでも良かったと思ったけど。
ふと「蒼き流星SPTレイズナー」を思い出した*1。TVシリーズの終盤が結構バタバタした展開だったんだけど、「元々52話で完結するプランと、その話の途中(「俺たちの戦いはこれからだ!」的な)46話で終わるプランがあって、その46話プランを放送スケジュールの都合で切り上げたのがTVシリーズだった」と放送後の何処かのアニメ誌で読んだ記憶がある。
レイズナーの46話までが再編集の3部作で、残りの6話が復活の立ち位置。
3度観て、ルルーシュは3度復活したんだと感じた。1つ目は肉体。Cの世界から戻ってきた2度め。そしてシャムナと対峙したあと、C.C.に銃を突きつけられて覚悟を決めてからの完全復活。
「ファイナルに移行する!」はルルーシュの真骨頂だと思う。その意味をもっとも理解したのがコーネリア様と言うのとセットで。「我が義弟は」のセリフには誇らしさすら感じる。
コーネリア様と言えば、神楽耶様がデータを送ったムービーの中でシュナイゼルさんから式を挙げる日を期待されてたようだけど、どんな相手と結婚するんだろう。
ギルフォードは彼女と息ピッタリだしコーネリア様を慕ってはいるけど、彼からプロポーズするとはとても思えないし、逆にコーネリア様から迫られて慌てふためくギルも見てみたい気がしないでもないが、どうやってもギルが一歩後ろを歩いている姿しか想像できない。
と言うかあの二人の間に「夫」が入ったらコーネリア様から見たギルってどう言うポジションになるんだろう。
忠犬?
カレン。「むちゃくちゃ謝ったからよし!」良いのかよw
なお良くなかった模様。もう一度謝り倒してたEDとセットで味わいたい。
セリフが冒頭にしか無い神楽耶様だけど、その冒頭でテーブルの上に両手を置いて店内を見回す姿が大変可愛らしいので見届けて欲しい。それからEDでコーネリア様の隣に立つ白いスカートに目を引かれた。たぶんシリーズ中で神楽耶様が洋装を纏ったのが初めてだったからではないか、と言うことにしておく。
せっかくTVシリーズから改変して死なずに済んで、しかもルルーシュ復活のキーパーソンのはずなのに、物語が始まった時点で既に役割を終えてたシャーリー可哀想(笑)
もっともそれを言ったらナナリーだろう。ゼロに殺された時「一緒に居られればそれで良かったのに」と号泣したルルーシュが生き返ったと言うのに、一緒に暮らしたいという彼女の願いはまたしても叶わなかったのだから。それでも静かに見送ったのは、生きてさえいればいつか、と思えているからだろう。扇の披露宴の時に見せた「ただのナナリー」になって、ルルーシュとC.C.が背負った役目を果たしたらその日は来るのだろうか。
そうだC.C.のこと。
冒頭でルルーシュを世話する姿に少し胸が痛む。その一方で一緒に行くと言った時の呆気に取られた顔が可愛い。
あと拘束服が相変わらずよく似合う(笑)
シティーハンター劇場版 新宿プライベートアイズ
最初から最後までお約束と言うかいつも通りのシティーハンターだった。
香が最初に放ったハンマーが2019tだったことに物凄い安心感(笑)
驚いたのはあのハンマーが「女性に男性をグーで殴らせる代わりのマンガ的表現」だと思っていたら、どうも彼女の特殊能力らしい。小学生の頃に既にハンマーを生み出していたとはびっくり。
キャッツアイの参戦もファンサービスとしては申し分なかったけど、それだけに藤田淑子さんが亡くなられたことが悔やまれる。たらればを言っても仕方ないのだけど。
挿入歌も聞き馴染んだ曲が並んで心地良かったんだけど、TVシリーズ放映中にはその辺のクレジットを見てなかったことに気づいた。エンドロールで「Footsteps」を歌ってたのが北代桃子さんだったとこの時初めて知った。作詞はLinda Henrrickさん。この二人の名前はよく覚えている。
1987年に公開された「ダーティペア劇場版」。TVシリーズが好きで、映画化にあたってテレホンカード付の前売り券が何種か発売され、それを目当てに何度か劇場に足を運んだ。折角買ったのだからと確か3~4回は観に行った気がする。同じ映画を何度も観る、はこの時から*2。
OP/EDは松原みき*3さんで、サントラ盤には本編中では使っていないOP曲の英語バージョンがある。これを作詞したのがLinda Henrrickさん。
この映画と同時上映だったのが大島やすいち原作の「バツ&テリー」。井上和彦のバツと塩沢兼人のテリーの声がイメージピッタリだった。
二人の前に現れるヒロイン・アンのイメージソングを歌っていたのが北代桃子さん。OP/EDを歌ってたスターダスト☆レビューとのデュエット曲もあった。
前置きにしては長いが、二人の名前を久しぶりに見掛けた勢いでネットを検索したところ、御本人のブログを知った。思わずコメントを投稿したところ、デビュー前の録音だったとのこと。でもこれ思い出したの日本でも何人もいないと思う(笑)
コードギアスもシティーハンターもCDを買ってはみたが、開封する時間すら作り出せず。ムムム....
「翔んで埼玉」は邦画で珍しく観たくなってる。熱が冷めないうちに行きたいけど時間あるかなぁ。